調査結果の概要　１　労働力状態

平成17年国勢調査 第2次基本集計結果

１　労働力状態

大阪府の労働力人口（就業者及び完全失業者）は4,326,711人で、前回調査の平成12年に比べ118,727人、2.7%減少している。男女別にみると、男性は2,568,279人、女性は1,758,432人で、平成12年に比べ男性は5.2％減少、女性は1.2％増加している。

労働力率は59.7%で、平成12年に比べ0.8ポイント低下している。また、男性の労働力率は74.9%、女性の労働力率は46.1%で、平成12年に比べ男性は1.9ポイント低下、女性は0.6ポイント上昇している。

就業者数は3,954,211人で、平成12年に比べ179,970人、4.4%減少している。男女別にみると、男性は、2,321,840人、女性は1,632,371人で、平成12年に比べ男性は7.3%減少、女性は0.1%増加している。また、６５歳以上の就業者数は289,723人（就業者数の7.3％）で平成12年に比べ18.9％増加している。

平成１２年から平成１７年にかけての労働力人口の増加状況を年齢（５歳階級）別にみると、男女とも15歳から29歳及び45歳から54歳の各年齢階級で労働力人口が減少している。

次に17年の労働力率を年齢（５歳階級）別にみると、男性の場合、25歳から59歳の年齢階級で90％を超えている台形型であるのに対し、女性の場合は25歳から29歳（72.7％）及び45歳から49歳（67.2％）の２つの年齢階級を頂点とし，35歳から39歳の58.5％を谷とするＭ字カーブとなっており，12年に比べ15歳から64歳の年齢階級で上昇し，特に25歳から34歳の年齢階級で6ポイント以上の上昇となったことにより，Ｍ字カーブの底が上昇している。