モノレールのレール・柱の種類

更新日:2009年8月5日

モノレールのレール・柱の種類

大阪モノレールのレールの写真

 軌道とはレールのことで、都市計画に合わせた平面線形、縦断線形(軌道面高さ)を設定しております。

快適な乗り心地を確保するためPC軌道桁は特殊な型枠装置を用いて製作しております。


PCきどうけたRCしちゅう

PC軌道桁・RC支柱の写真

交差点部、道路横断部等特殊区間以外の標準部では、できるだけ経済的なPC軌道桁及び、RC支柱を採用しました。

桁長は、標準長さを22mとし、形状は高さ1.5m、幅0.85mとしました。

PC軌道桁製作ヤードにおいて直線桁、曲線桁用のモールド装置等の諸施設を設け、架設時期にあわせて製作しました。

こうきどうけたこうしちゅう

鋼軌道桁・鋼支柱の写真

鋼軌道桁は単純桁および二径間、三径間、五径間連続桁を採用し、桁高は2.25mから 3.3m、桁長は単純桁で最大48m、連続桁で最大212mです。

交差点、道路横断部、地下埋設物等の関係から長スパンが必要となる箇所には鋼軌道桁を採用しました。

RC支柱では対応できない大きな力がかかる場合には鋼支柱を用いています。

ものれーるきょう

モノレール橋の写真

長大スパンの道路横断部等では鋼製のモノレール橋を設置し、この上にPC軌道桁を載せています。

ぶんきき 

分岐器の写真

分岐器は軌道桁自体が移動する方式です。

短い桁( 5.5m)を1基当たり4連接続して進路を構成する長さ22mの関節可とう式で滑らかな曲線を描き、モノレールの走行をスムーズにしています。


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このページの作成所属
都市整備部 交通戦略室交通計画課 総務グループ

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