フードテック2008

更新日:2023年5月10日

20ヶ月齢以下のBSE検査について



 BSE(牛海綿状脳症)の全頭検査の必要性について、アンケートを行いました。

 厚生労働省は、全ての牛にBSE検査は必要ないと判断しています。

20ヶ月齢以下のBSE検査

20ヶ月齢以下のBSE検査(アンケート回答)


なぜ?

・20ヶ月齢以下の牛からは、BSEがでていません。
・BSEの原因(プリオン)を含む恐れのある餌を、牛に与えていません。
・お肉にするときに、特に注意の必要な脳や脊髄を除いています。
・海外では、全ての牛のBSE検査を行っていません。
 (例 EU検査対象は30ヶ月以上)

今、大阪府では…
・全ての牛のBSE検査を実施しています。
・平成19年度BSE検査費用は、約2200万円でした。
 その約2割(約440万円)が、20ヶ月以下の検査に使われました。

 あなたはどちらがいいですか?

アンケート結果(4日間の合計 単位:人)

1.いる

240

2.いらない

 117

3.何年かに1度は検査してほしい

  12

4.わからない

   1

 合計

 370


 BSE全頭検査の必要性について、国の見解など詳しく説明したのち、検査の有無についてアンケートを取ったところ、「全頭検査が必要」と答えた方が65%、「必要ない」と答えた方が32%という結果となりました。
 やはり、まだBSEに対する不安を持っている方が多いということで、府としては今後もBSE検査に対する正しい認識を積極的にアピールしてまいります。

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 食品安全グループ

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