2009シンポジウム「知って安心!食生活〜ウソ!ホント?」

更新日:2009年8月5日

「知って安心!食生活〜ウソ!ホント?」参加者回答結果

回答者数 201名

<もったいない?大丈夫?>

第1問 賞味期限を一週間すぎた食品は、食べない?
     (会場では、食肉製品のスライスハムをイメージしてもらいました。)

 第1問

解説:賞味期限は、期限を過ぎると直ちに「食べられなくなる」という表示ではありません。あくまで目安です。
逆に、期限内であっても、保存方法が正しくないと腐敗などの心配があります。食べる前には、自分で判断する習慣が大切です。
この会場では、期限表示に頼りきらず、自分の五感で判断して食べておられる人が多くおられました。

<あなたの食品の選び方> 梅干編

第2問       あなたにとって、一番安全と思う梅干を、次の中から選んでください。

第3問       あなたが、普段食べている梅干を、次の中から選んでください。

 第2問・第3問 

解説:梅干を例に、食の安全に対する考えについて、質問いたしました。
 輸入食品に対する不安は高い現状ですが、日本の低い食料自給率では、輸入食品を無視するわけにはいきません。食の安全を守るために、行政は、輸入食品をはじめ流通食品の安全性確保に努めております。
 とはいえ、梅干は日本の伝統食品のひとつですから、地産地消に努めたいものですね。

第4問       梅干を購入する時に、一番優先する点を、次の中から選んでください。

第4問

解説:様々な商品があるように、人それぞれ商品を選ぶときのポイントが違いますね。どれが正しいということはありません。
 自分にとって、何が大切かをよく考えていただき、選んで欲しいですね。

<食物アレルギーについて>

第5問       乳幼児の食物アレルギーは、10人に1人くらいの割合といわれている。

      答え: はい          正解率 68%

解説:「いいえ」と答えた方の多くは、「もっと多い」と考えていました。

第6問       食物アレルギーは体質によるもので、症状を改善することはない。

      答え: いいえ        正解率 92%

解説:乳幼児に多い鶏卵や牛乳は、成長とともに克服できる人も多く、中学生以降では少なくなるアレルギーです。

第7問       食物アレルギーは、大人になってから発症することはない。

      答え: いいえ        正解率 97%

解説:例として大人になってからは、そば、エビ、魚介類により発症する人がいます。

第8問       食事だけでは発症しない食物アレルギーがある。

      答え: はい         正解率 92%

解説:小麦や甲殻類を摂取した後運動をすると症状が発現する病態を、「食物依存性運動誘発性アナフィラキシー」といい、中学生以上の人にみられます。

第9問       アレルギーの原因食材でも、加工方法によっては食べられるようになることもある。

      答え: はい         正解率 81%

解説:鶏卵にアレルギーがある方でも、生や半熟では反応するが、焼き菓子やかたゆで卵は食べられるという場合もあります。

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 食品安全グループ

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