平成23年10月25日(火曜日) 午後7時15分 開会
午後7時35分 閉会
大阪府教育委員会委員会議室
委員長 | 生野 照子 |
委員長職務代理者 | 小河 勝 |
委員 | 川村 群太郎 |
委員 | 隂山 英男 |
委員 | 中尾 直史 |
教育長 | 中西 正人 |
教育監 | 川村 幸治 |
教育次長 | 藤井 睦子 |
教育総務企画課長 | 見浪 陽一 |
教育振興室長 | 津田 仁 |
高等学校課長 | 和田 良彦 |
市町村教育室長 | 角野 茂樹 |
小中学校課長 | 箸尾谷 知也 |
教職員室長 | 大西 弘之 |
報告事項1 | 平成23年9月議会(前半)の概要について |
報告事項2 | 平成24年度「府立学校に対する指示事項」「市町村教育委員会に対する指導・助言事項」の作成スケジュール等について |
(1) | 会議録署名委員の指定 | |||
小河委員を指定した。 | ||||
(2) | 前回の会議録について | |||
全員異議なく承認した。 | ||||
(3) | 議案の審議等 | |||
◎ | 報告事項1 平成23年9月議会(前半)の概要について | |||
【報告の趣旨説明(教育総務企画課長)】 | ||||
平成23年9月議会(前半)の概要について、主な項目を報告する件である。 | ||||
【委員の質問及び意見】 | ||||
(隂山委員) | ||||
今回は教育基本条例に関わる項目が多い。確認だが、教育振興計画の責任の所在について、どう考えているか。 | ||||
(中西教育長) | ||||
法律上では策定は努力義務だが、地方公共団体の責任者は知事になる。取りまとめの責任は知事にあるが、地教行法第23条及び第24条の教育委員会と知事の役割分担を踏まえて策定すべきだと考えている。現在39都府県が策定しているが、まちまちである。県で出しているところ、県と教育委員会の連名で出しているところ、教育委員会が出しているところと、3パターンある。 | ||||
(隂山委員) | ||||
確認した上で、進めてもらいたい。安倍教育改革の中で出てきたもので、当時いじめ自殺問題等があり、教育委員会が弱いので知事にも見てもらおうという動きがあった。国から地方公共団体に教育費が渡されているが、一般財源化していて、子どもたちの本代が公共事業費に変わってしまっている。教育振興計画は、校舎の建設や教育環境の整備にお金を使うように確認する意味もある。法の基本的な趣旨を踏まえて、整合性のあるものにし、5年、10年と通用する法解釈で進めてほしい。 | ||||
(中西教育長) | ||||
教育振興計画に、教育力向上プランの後継計画としての意味を持たせる。大学や私学も入ってくるし、予算調製権は知事が持っているので、知事と共同で作ることが必要になってくる。 | ||||
(隂山委員) | ||||
職務権限との整合性を踏まえて、妥当なところが出てくると思うので、しっかり固めた上で計画づくりをしてほしい。 | ||||
(生野委員長) | ||||
現行の教育力向上プランは、教育振興計画を意識して作成したものか。 | ||||
(中西教育長) | ||||
現行のプランは、教育振興計画を意識していなかった。 | ||||
(生野委員長) | ||||
今後は、認識を統一してほしい。 | ||||
◎ | 報告事項2 平成24年度「府立学校に対する指示事項」「市町村教育委員会に対する指導・助言事項」の作成スケジュール等について | |||
【報告の趣旨説明(高等学校課長)】 | ||||
平成24年度「府立学校に対する指示事項」「市町村教育委員会に対する指導・助言事項」について、その位置付け、作成方針、今後の作成スケジュールについて報告する件である。 | ||||
【委員の質問及び意見】 | ||||
(中尾委員) | ||||
学校マネジメントをしっかりやること。指針を出したあと、学校が学校経営計画を作っているが、精度にかなりばらつきがある。そこをしっかり詰めておかないと、各人の評価につながらない。もっと精度を上げること。校長の内示も3月上旬になって良くなってきたので、システムをきっちりすることが大事。まだ甘いと思う。 | ||||
(隂山委員) | ||||
日本の教育行政の基本が、一般の方々に知られていない。日本の教育行政はトップダウンで、根幹に法体系があり、学習指導要領を現場で実践するというのが基本。一般の保護者の声が入ってくる仕組みがない。教育基本条例が一定の評価を受けるのは、人々の意見が教育委員会に入ってくる仕掛けが弱いから。そこは反省して、多くの方々の意見を取り入れる仕組みを、来年度に向けて作ることを考えていきたい。 | ||||
(中尾委員) | ||||
前捌きの問題だと思う。各学校が作ってきた計画へのヒアリングを行っているが、甘い。そこを詰めないから、PDCAのDoが甘くなる。教育委員会として、学校にどこまで関与するかが問題になってくる。目標設定と計画を作る段階が大事だと思う。指針を出して終わりでなく、そこまでのフォローをお願いする。 | ||||
(隂山委員) | ||||
中尾委員が校長を集めて、一度説明してもらうのはどうか。いいマネジメントが伝えられていく仕組みが弱い。 | ||||
(中尾委員) | ||||
今までは、高等学校の校長は3月末に任命されており、計画の作りようがなかった。任命を3月上旬にしたので、作ることができる。ここまで変えてきたので、あともう少しである。 | ||||
(隂山委員) | ||||
公募校長にやってもらうとすると、いつからどのように研修を始めるのかということになる。 | ||||
(中尾委員) | ||||
人事のシステムも含めて考えていかなければならない。 | ||||
(隂山委員) | ||||
教育委員会が、他府県に負けない戦略性を持つことが重要。 | ||||
(小河委員長職務代理者) | ||||
教員の採用等も含めて、トータルで検討してもらいたい。 | ||||
(中尾委員) | ||||
グランドデザインを作る段階である。グランドデザインを作って、どこまで進んでいるかがわかるようにしておかなければならない。 | ||||
(生野委員長) | ||||
新しいヒントが出てきているので、実行に移していくように考えてもらいたい。 |
このページの作成所属
教育庁 教育総務企画課 広報・議事グループ
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