熱中症患者急増中!水分補給と周囲への声かけを!

更新日:平成28年7月13日

 毎年、梅雨の時期から10月の初旬にかけては、熱中症を発症する方が急増します。

 「私だけは大丈夫!」と思っていませんか?

 熱中症は、気温が高い屋外だけで発症すると思われがちですが、曇りの日や室内、夜間寝ているときや部屋の中でも発症します。

 この季節は、救急車で搬送される方も急増するため、24時間注意しておくことが必要です。

 また、年齢を問わず注意することはもちろんのことですが、特に高齢者や乳幼児に対しては、周りの人たちからの十分な配慮が必要です。

 「私だけは大丈夫!」と過信せず、気温や湿度が高い日には、熱中症予防を心がけましょう!

 また、周りで具合の悪そうな人がいたら、涼しい場所へ移動し、水分摂取を促すなど、声をかけあいましょう。

■熱中症による救急搬送状況

  熱中症による救急搬送状況(大阪府内の速報値) (4/25から)

■熱中症予防のポイント

 ➣ できる限り炎天下の昼間に外出しないようにしましょう!

 ➣ 室内でも通気をよくし扇風機やエアコンを上手に使いましょう!

 ➣ スポーツドリンクなど水分をこまめに十分摂りましょう!たくさん汗をかいたら塩分補給も忘れずに!

 ➣ 体調が悪いときは、無理をせずできる限り涼しい場所で休息を取りましょう!

 ➣ やむを得ず外出する際は、帽子などをかぶり、できるだけ直射日光を避けるようにしましょう!

 ➣ 高齢者や乳幼児は脱水症状になりやすく、暑さに対する抵抗力が弱いので特に気をつけましょう!

■特に、高齢者と子どもは特に注意が必要!!

  高齢者が熱中症にかかりやすい理由

  加齢により、汗をかきにくくなるなど体温調節機能が低下します。このため、暑さを感じにくく自覚症状が出にくくなります。

 ➣ 加齢により、体内の水分量が少なくなることから、のどの渇きを感じにくくなるため水分摂取量が低下します。

 ➣頻尿の心配から、水分摂取量が十分でないことがあります。

 ➣体力が低下している方や持病を持っている方は抵抗力が弱くなります。

   高齢者は、熱中症の対応が遅れがちになりますので、ご家族・ご近所の方などの対応も重要です

 <注意点>

 のどがかわかなくても、こまめに水分補給をしましょう。

  ➣ 部屋の温度、湿度をこまめに測り、扇風機やエアコンを使って温度調節をするよう心がけましょう。

  子どもが熱中症にかかりやすい理由

  子どもは汗腺をはじめとした体温調節能力がまだ十分発達していないために、熱中症のリスクが高くなります。

  晴れた日には地面に近いほど気温が高くなるため、幼児は、大人以上に暑い環境にいます。

 <注意点>

  ➣ エアコンがかかっていても熱中症になる可能性があります。

  ➣ 子どもが十分に水分摂取できているか、適度に休憩できているかなど、大人は注意して見守るようにしましょう。

■こんな症状に注意!

 熱中症は、体の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまくはたらかなくなります。

 初期の症状として、めまいや立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のけいれんや痛み(こむらがえり)が現れます。症状が進むと、吐き気や嘔吐、力が入らないなどの症状が現れます。

  さらに重症になると意識障害やけいれんをおこしたり、体温が著しく上昇し、最悪の場合は死亡する可能性もあります。

重症度

症状

対応

1度

(応急処置と見守り)

 めまいがする、立ちくらみがする。
 ➣ 筋肉が痛い
 大量の汗が出る。

  涼しい場所に移り体を冷やし水分・塩分をとる。
  改善しない又は悪化する場合は、病院へ行く。

2度

(医療機関へ)

 ➣ 頭が痛い。
 ➣ 体がだるい、ぐったりする。
力が入らない。
  吐き気がする。吐く。

  涼しい場所に移り、水分・塩分をとる。
  ➣ (自分で水分・塩分をとれなければ)すぐに病院へ行く。

3度

(入院加療)

 意識がない。
  体にひきつけが起こる。けいれんする。
 まっすぐに走れない、歩けない。
 体温が高い。


 ➣ 首や脇の下、足の付け根を水や氷で冷やし、すぐに救急車を要請する。

    総務省消防庁ホームページ熱中症情報 (外部サイト) 

■熱中症かな?と思ったら

 ➣まず室温をできるだけ下げて涼しくしましょう。

 ➣からだが熱いときは、衣服をゆるめ、冷たいタオルや氷のうなどで冷やしましょう。
   (特に頚部、脇の下、股関節などに当てて、皮膚の直下を流れる血液を冷やすことが有効です。)

 ➣冷たいスポーツドリンクなどで、水分摂取しましょう。

  以上のことができないとき、実施しても症状が改善しないとき、さらにめまい、吐き気や、意識がはっきりしないなど

  重症の疑いがあるときは、早めにお近くの医療機関を受診したり救急車を要請してください。

■熱中症関連のリンク

  日本気象協会推進『熱中症ゼロへ』プロジェクト(外部サイト)

  現在の暑さ指数(大阪府) (外部サイト)

 環境省「熱中症保健指導マニュアル」(外部サイト) 
   
※ 環境省熱中症予防情報サイトより

 熱中症患者速報(全国)(外部サイト) 
   ※ 環境省熱中症予防情報サイトより

 気象庁「熱中症に注意」(外部サイトを別ウインドウで開きます)  
   ※ 気象庁ホームページより

 熱中症等による搬送人員数(大阪府)
      過去の搬送人員数まとめ(2006年から2014年) [Excelファイル/101KB] 

このページの作成所属
健康医療部 保健医療室地域保健課 疾病対策グループ

ここまで本文です。