雨の強さと降り方について

更新日:2009年8月5日

雨の強さと振り方

 大雨や豪雨が原因で様々な災害が発生しますが、雨の強さとそのときの災害発生状況の目安を示します。

【注意:この表は、この強さの雨が1時間降り続いたと仮定した場合の目安を示しています。

    表に示した雨量が同じであっても、総雨量や地形等の違いによって被害の様子は異なります。

    この表では、ある雨量が観測された際に通常発生する現象や被害を記述していますので、

    これより大きな被害は発生したり、逆に小さな被害にとどまる場合もあります。】

《出典:気象庁発行「大雨に備えて」(平成13年3月)より抜粋》

大雨の基準

1時間雨量

(ミリ)

10−2020−3030−5050−8080−

予報用語

やや強い雨

強い雨

激しい雨

非常に激しい雨

猛烈な雨

人の受けるイメージ

ザーザーと降る

どしゃ降り

バケツをひっくり返したように降る

滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)

息苦しくなるような圧迫感がある。

恐怖を感ずる。

人への影響

地面からの跳ね返りで足元がぬれる

傘をさしていてもぬれる

傘は全く役に立たなくなる

屋内(木造住宅を想定)

雨の音で話し声が良く聞き取れない

寝ている人の半数くらいが雨に気がつく

屋外の様子

地面一面に水たまりができる

道路が川のようになる

水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる

車に乗っていて

ワイパーを早くしても見づらい

高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる

車の運転は危険

災害発生状況

この程度の雨でも長く続く時は注意が必要側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる

山崩れ・崖崩れが起きやすくなり、危険地帯では避難の準備が必要。

都市では下水管から雨水があふれる。

都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある。

マンホールから水が噴出する。

土石流が起こりやすい。

多くの災害が発生する。

雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。

このページの作成所属
都市整備部 事業調整室都市防災課 防災計画グループ

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