府民の声             公表(一覧)


府民の声  公表(詳細)


詳細情報

テーマ

府の防災対策に関するもの

府民の声

東日本大震災、熊本豪雨被害など、毎年のようにどこかで被災した方がおられる昨今ですが、女性の衛生用品に関して、「備蓄が十分でない」「考慮されていない」という声がある事が報道されていました。
「生理」に関しては、男性主導型と言われる日本の政治では、経験したことが無い男性が防災に関わっているとどうしても見過ごされやすい問題になると思います。
災害が起こると、企業からサニタリーショーツを支援物資として送られてくるそうですが、在庫を送ってくるので、圧倒的にMサイズが無く、皆さん困っているともTVの中で放送されていました。これは、備蓄ではなく付け焼刃で支援物資を調達している事と、防災備蓄が男女の性差を考慮していない事が原因と感じた事を憶えています。
下着業界では、すでに「フェムテック」や「フェムケア」という言葉で生理に関する商品が多く開発されています。特にそのなかの吸水ショーツは、ナプキンや生理用品の補助として使用が一般化されつつあり、洗えば繰り返し使用できる事から、経済的に困窮して生理難民になってしまった女性からも支持を得ています。
最近になって、○○さんと仕事をする事になり、これら防災に関する話をしていた時に、「○○は堺市や渋谷区などと「災害時における弾性ストッキングの提供協力に関する協定」を結んでいる。」との事。
であれば、すでにルートがある事なので、○○さんに協力を要請して、災害時の備蓄品として吸水ショーツの開発をお願いし、大阪府で備蓄してはどうかと思った次第です。
これは、災害が起きてから在庫のストッキングを手配するのとは大きく趣旨が違い、事前に各避難所に備蓄する事を前提に、サイズや枚数の考慮、場所を取らないようにできるだけコンパクトに、そして安価で安心なモノづくりを要求する必要があります。
吸水ショーツが備蓄され、災害時に適切に支給されれば、生理のある女性だけでなく、高齢者の尿漏れにも対応できます。
どうか、これらの事を鑑み、備蓄品として取り上げて戴けることを切に望みます。

カテゴリー

防災・安全・危機管理

受付日

2023年9月15日

公表日

2023年10月31日


ここまで本文です。