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障がい者施策に関するもの

府民の声

このようなことを「府政へのご意見」として投稿してよいものかどうか悩みましたが、この場をお借りして、大阪府にお住いの視覚障がい者の方の言葉を代弁させていただきます。吉村府知事は、視覚障がい者(全盲・弱視等)の方が、目が見えない・目が見えにくいため、「情報障がい者」であるということを認識されているかと存じます。次に、吉村府知事は「情報通信機器」というワードを聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?10年、20年前であれば「パソコン」でしょう。パソコンも無くなれば不便ですが、いま一般的に情報を得るための「情報通信機器」といえば「スマートフォン」ではないでしょうか。吉村府知事は、○○のアクセシビリティに「□□」というスクリーンリーダー(画面読み上げアプリ)が用意されていることをご存じでしょうか?視覚障がい者は、この「□□」を有効にして、自身の指を眼の代わりにし、ツルツルの画面を探りながら、もしくはスワイプといった指のジェスチャーを駆使して、画面の情報を読み上げながら、○○の操作を行っています。試していただくとすぐに実感いただけるかと思いますが、見えない状態で、音だけを頼りに、ツルツルの画面を操作するのは大変な作業です。スマートフォンは情報通信機器として、あらゆるサービスを受けるために必要であり、家族や職場でのコミュニケーションツールにもなっています。スマホを使えない視覚障がい者が、いま社会のネットワークから除外され始めていることを、吉村府知事にも想像していただけたかと存じます。前置きが長くなりましたが、ここからが本題「府政へのご意見」です。視覚障がい者(重度障がい者等)を対象とした「日常生活用具給付等事業」に『情報・通信支援用具』という給付項目があります。「情報・通信支援用具」は、視覚障がい者が「パソコン」を利用する際に必要となる「ソフトウェア」を購入する際に、一部もしくは全部の助成を受けて取得できる仕組みです。残念ながらいまだに大阪府内の市区町村では「情報通信機器」の対象が「パソコン」に限定されています。これを「スマートフォン」の操作を支援する用具にも広げて欲しいというのが、今回のご要望(代弁)です。

カテゴリー

福祉・子育て

受付日

2023年8月23日

公表日

2023年9月29日


ここまで本文です。