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府営住宅に関するもの

府民の声

私は現在、障がい者枠で働いており給与も低いため、家賃の安い府営住宅に申し込んだが、落選してしまった。
のちに、応募していた住宅の倍率が200倍にも上がる人気のある所だと分かり、応募者の内訳を住宅管理センターに問い合わせたところ、ほとんどが単身の高齢者ばかりだったとのことだった。
私は下肢機能障がい者で階段の上り下りができず、一人暮らしでの申込みを希望している。私が、府営住宅で自立した生活を送るには、住まいの近くに駐車場があり、エレベーター設備もついていて、単身世帯で入居できるという3つの条件を満たすことが必須である。
しかし、今回初めて府営住宅に申し込んだときに、私の必須要件を満たす住宅の募集が少なく、応募倍率の低い住宅はどれも高層階ばかりであった。
高層階の住宅であれば、もしも災害でエレベーターが使用できなくなった時に、私のように階段の利用ができない人間は逃げそびれてしまうため、とてもではないが、応募することは出来ない。
それに加え、少子高齢化で、単身者も増えていくのに、府営住宅には単身世帯枠が非常に少ないと私は思う。
また、今回応募した住宅が高倍率だと知っていれば、落選の覚悟や、入居希望の住宅の変更申出もできたのではないかと私は思う。
大阪府は、府営住宅の募集をするときは、単純な抽選制にするのではなく、各人の身体条件に合った住宅に優先して募集できるようにし、単身世帯でも応募できる住宅を増やすべきだ。また、応募者のこころづもりができるよう、募集期間中は、リアルタイムに近い形で募集住宅の応募倍率を公表するようにしてほしい。

カテゴリー

くらし・住まい・まちづくり

受付日

2023年7月27日

公表日

2023年8月31日


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