府民の声 |
大阪府民の森条例においては、大阪府民の森(例えば、なるかわの森のぼくらの広場)への自転車の乗り入れが禁止となっています。前記条例の立法趣旨は、歩行者との衝突を避けるためであると勝手に推測しています。 一方で大阪府民の森条例の運用においては、持ち込み(自転車を押して歩く)まで禁止しているようです。近年の自転車ブームもあって、十三峠や暗峠では多くのサイクリストを見かけますが、自転車を押して歩くことを禁止することは、実質的に府民の森の活用を妨げている状態です。 10万円未満の自転車であれば特に問題ないのですが、高価なロードバイクを園地の外に駐輪して、自転車から離れることは通常はできません。 小職としては、この条例の運用方法が条例違反の可能性があることを主張するものではなく、曖昧な解釈しかできない条例は早急に改正すべきと考えております。府民の森の景色を楽しみたいサイクリストと、府民の森を納税者に活用してもらいたい大阪府知事と、その狭間で困っている行政機関との不幸な関係は早く解消した方がよいと考えています。 特に、なるかわの森のぼくらの広場近くの道は景色がよく、外国人でも喜ぶような素晴らしい観光資源ですので、可能なら、サイクリング道路が復活することを夢に望みます。 40年前頃には、レンタサイクルの貸し出しもあって、休日には子どもたちで賑わっていました。残念なことに、事故が多くて自転車禁止になった経緯がありますが、素人の小学生に山岳道路を勝手に走らせれば当然の結果です。せめて、ほしだ園地のクライミングウォールのような指導者引率での運営にしておけば、事故が起こらなかっただろうと残念な気持ちです。 なお本件は、府会議員か大阪府知事にお伝えすべき内容定とは思いますが、取り急ぎ、最初に大阪府庁の方にご連絡させて頂きました。 |
