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テーマ

交通に関するもの

府民の声

車いすを使用する私は、子どもを塾に送ろうと、一緒に○○の最寄り駅へ向かった。改札で駅員さんに行き先を告げ、ホームの指定された位置で、スロープを持ってきてくれるスタッフさんを待った。スタッフさんは、すぐに来てくれた。ほどなくして電車がやってきたが、「降車駅の手配のため、次の電車でお願いします」と言われてしまった。私と子どもは、来た電車に乗れなかった。
エレベーター設置が進んでもなお、ホームと電車の間の隙間と段差が解消されていないのだ。どれだけ電車が速く走れるようになろうが、ホームがきれいになろうが、ホームと電車の間の隙間と段差だけは、そのままだ。車いす使用者は、自由に電車に乗れないのである。
一回の通塾につき3分で行けるところ、目の前の電車を見送るため9分かかっている。「次の電車はすぐ着ますから」と言う。確かに、わずか6分の違いだが、週5日の通塾で年間1440分の差だ。受験生は時間との闘いであり、毎回の待ち時間は、けっこうなハンディキャップに感じている。
私は駅員さん達に早くしてほしいのではない。手伝ってもらわないと乗れないこと自体を、変えてほしいのだ。ぜひ整備していただけるよう、各鉄道会社や国土交通省、大阪市政策企画室などに意見を送っているが、進んでいない。
設備を改善してもらえないのであれば、車掌さんや運転士さんがいる先頭車両と最後尾の車両に、スロープを常備してもらうことは出来ないだろうか。
車いす使用者も足止めされずに、来た電車に乗れる日が来てほしい。

カテゴリー

都市計画・都市整備

受付日

2023年6月30日

公表日

2023年7月31日


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