府民の声 公表（詳細）
テーマ |
府営住宅に関するもの |
府民の声 |
私の住む府営住宅では、自治会を退会していく入居者が増え、自治会運営に重大な打撃をもたらしている。 府営住宅では、府営住宅駐車場やごみ集積場の管理運営を自治会費から賄い、入居者が当番制で清掃などを行っているが、自治会員の減少により、ごみ集積場清掃もままならない状況だ。 また、府営住宅駐車場を利用するには、「利用の条件」として「家賃･駐車場使用料等の滞納(過去分も含む)がないこと。」という文言があり、自治会費を支払わない者は利用できないことになっているはずだ。 その駐車場使用料等の中には、自治会費も含まれているうえ、府営住宅駐車場が安く利用できるのも、自治会運営により管理費を抑えた結果である。 しかし実際には、自治会退会者が、駐車場管理費も含む自治会費を支払わずに、府営住宅駐車場を継続して利用する矛盾が生じている。 自治会費が支払われなくなれば、駐車場管理や清掃も管理会社委託となり、結果的に住民に管理費としての費用負担が増えるに違いなく、私は納得できない。 時代の変化に沿わない部分もあるかもしれないが、「地域コミュニティ」は無法地帯になることを防ぎ、地域運営を円滑にするうえで重要であり、府営住宅の入居者には、自治会の持つデメリットばかりではなく、メリットのほうにも目を向けてほしいと私は考えている。 地縁の継続や、防犯上の観点からも、大阪府は、府営住宅の自治会が自治会費で運営した場合の府営住宅施設所要費と、業者に委託した場合の費用の対比表を作成し、住宅管理センターが作成する「府の便り」に掲載するなどして、府営住宅住民に自治会の重要性の再考を促すよう働きかけえてほしい。 |
カテゴリー |
くらし・住まい・まちづくり |
受付日 |
2023年5月16日 |
公表日 |
2023年6月30日 |
