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教育施策に関するもの

府民の声

府立の高校入試について、 英語C問題については、近年は英検2級以上を持っていたとしても、英検に合格した時点で英語の学習を止めるようなことをしなければ、英検利用以上の得点も可能だという内容に改善され、学習意欲向上につながって良かったと思います。 また、英検2級以上の合格を目指して頑張っている最中で惜しくも不合格だった受験生にとっても、当日まで諦めないで頑張れば努力に見合う点数が取れる内容に練られていて良かったと思います。 一方で、この様に明るく感じたのは、主に学力の高い文理校志望者であって、同じくC問題の例えば○○高校や、□□高校では、まだまだ英検の有無で合否が決まってしまっている現実があるようで、「お金のある家は、先に点数を買っとけるからいいなあ。」という実際の子どもたちの声があります。 塾に通えたり、別料金の英検対策講座を申し込めたり、何度も受検にトライできたり、という経済的な意味です。 大手企業のご家庭の子が羨ましいがられ、中小企業や一人親家庭の子が自虐的に卑下する事が起きていて、快いものではありません。 さらには、ある教育の立場にある大人(実際は先生ですが、学校か塾かは敢えて明言しないでおきます。)が、 「他の教科勉強するよりも、△△受けたいんやったら英検準1級、○○・□□ 受けたいんやったら英検2級とってくることやなあ。」というような内容の発言をされたようで、我々大人は大変問題に感じています。 こうなっては、もはや 入試 ではなく、英検 ですよね。 英検等の外部検定利用は、先に点数をお金で買っておけるという考えに繋がる事にも問題がありますが、受験生にとって最も負担な精神的ストレスをお金で軽減できてしまうことにも問題があるように思います。 実際は、英検取得の過程で、子どもたちには精神的な重圧が、各ご家庭には経済的な負担があるようなので、解決できれば良いなと思います。 外部検定利用を次年度から急に無くすことは難しいかもしれませんが、例えば、文理学科ではない高校においてはC問題を適用しない等、ご検頂くことは可能でしょうか。 英検等の外部検定活用を取り入れられたことは素晴らしい変革だったと思いますが、公の府立高校ではなく、民間企業である私学さんで活発になるよう促進されたり等、 公立入試では、不平等の声や、門前払い感の声が上がらないようになってほしいと思います。

カテゴリー

教育・学校・青少年

受付日

2023年4月3日

公表日

2023年5月31日


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