府民の声 公表(詳細)
テーマ |
動物愛護に関するもの |
府民の声 |
卵を産ませるための鶏を孵化させる孵化場で、酷い動物虐待が行われている。 孵化したひよこが雄であったり、雌であっても発育不全などであれば、「卵を産まない廃棄物」扱いとなり、まとめて廃棄処分されていることを、インターネット動画で知った。 動画によると、不要と判断された何万羽ものひよこが餓死や圧死、シュレッダーにより切り刻まれるなど、酷い方法で殺されている。「冷凍ひよこ」として、動物の餌にされることもあるようだ。 きっと大阪府内でも、同様のことをやっている業者があるだろうと思い。 昨年9月に、大阪府の農林水産部 動物愛護畜産課の担当者と電話で40分ほど話をした。 そこで「ひよこを殺処分するためのシュレッダーを止めてほしい」と申し出たところ、対応した職員は上席者に確認もせずに、「それはできない」と言った。 シュレッダーでの殺処分が大阪府内でも行われているからこそ「できない」という返事をしたのだろう。大阪府内でもひよこに対する虐待が行われていることを、私は確信した。 海外では欧州などではこのような酷い飼育方法が禁止または禁止を検討している国も多い。都市単位では、ルクセンブルクが禁止をしているので、大阪府でもできるはずだ。 また、先ほどの職員に、家畜にとってストレスや苦痛が少ない飼育環境をめざす、動物福祉(アニマルウェルフェア)を大阪府として進めているのか尋ねたところ、「ゆっくり進めている」と言われた。 動物の命に関わる重大なことなのだから、大阪府で速やかに進めていく必要がある。 ひよこに対する虐待禁止と合わせて検討し、是非、雄ひよこの殺処分禁止を、条例化してほしい。 |
カテゴリー |
くらし・住まい・まちづくり |
受付日 |
2023年4月4日 |
公表日 |
2023年5月31日 |