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生活保護に関するもの

府民の声

訪問看護の看護師として働いています。生活保護受給の方へも多く関わっています。生活保護の方への医療が過剰になっていることになぜ切り込まないのかと思います。使われもしない、本人も望んでもいないのに在宅酸素療法が入っているケースの多いこと。湿布や塗布薬が山のように余っていること。その一例としてHOT(在宅酸素濃縮装置)が入ると「在宅酸素療法指導管理料」「酸素濃縮装置加算」「酸素ボンベ加算」「呼吸同調酸素供給加算」(筆者がネットで調べたものでは合わせて7680点)。生活保護の方は医師から出されれば拒否する根拠が説明できないため受け入れているものの、そのほとんどが「酸素カニューレが気持ち悪いからつけていない」「酸素カニューレが足の絡まって転倒リスクが高いため使えない」「たばこを吸いたいから使いたくない」であったりします。酸素飽和度が安静時98%で正常、呼吸平静の方にまでHOTが置かれているケースもあります。 湿布や塗布薬、漢方薬が山積みになっているケースについては本人が「貰える物は貰っておく」といった考えの方も多くいます。 それに対して看護師から医師に報告しても「使うように」「内服するように」「必要な医療なのだから指導するのが看護師の役目。指導が悪い」となるのです。 認知症であったり、精神疾患であったり、何等かの疾患を持ち、室内に排泄物や蛆虫やゴキブリがあっても平気の方のところへの訪問や、保険証の確認を申し出ても理解してもらえず怒鳴られたり、勤務時間が終わってもオンコール電話の当番で夜も緊張して休めない仕事です。訪問看護だけではないと思いますが、とてもつらい仕事です。診療報酬が上がらなければ給料も上がらないということなのでしょうか。 ひとり親家庭の我が家では吐き気がするほど頭痛がしても医師にかかるとお金がかかるので痛み止めを飲んで仕事に出ます。 医療は平等でしょうか。 生活保護の人に「治療の説明と同意」は得られているのか。医師は生活保護受給者にそれは要らないとの認識なのではと思えてなりません。 納税者でも医療は十分に受けられないのに、生保の方には医療が過剰に与えられているこの歪みにメスを入れてもらいたい。 生保の方にも納税者と同じ「治療の説明と同意」を行うためには、5%でも1%でも医療費を取らないといけないと思います。 「生保」イコール「生活弱者」とは思えない現状を毎日みています。

カテゴリー

福祉・子育て

受付日

2023年4月17日

公表日

2023年5月31日


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