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感染症対策に関するもの

府民の声

私は2021年の夏に新型コロナウイルスに感染して中等症患者となった。治験薬を投与されて完治したが、現場の医師からは、「あと1週間でも遅く感染していれば、コロナ患者の急増で入院もできなかっただろう」と言われた。その際にお世話になった泉佐野市保健所の方や医療従事者に命を救われて感謝しかない。
しかし、同時期に母が食欲不振で体調を崩し、公立病院への入院を希望したが、コロナ対応で医療現場がひっ迫していたためか、病院からは受け入れを断られ続け、父が病院の医師に怒鳴りつけた結果、ようやく何とか入院できたようだ。それからしばらくして母は亡くなったが、このような大阪府の医療体制について、現場の医師たちは、「何度も大阪府に要望や提案を出しているが、受け入れてもらえない」と嘆いていた。また、知事はコロナ対策について、事前に現場の医師や保健所に通達もなく、様々な内容の発言をすることについても戸惑いを感じているようで、一般の方からの問合せに対応できないとも言っていた。
現場の混乱を防ぐためにも、吉村知事は会見等の場で発言する前に、関係機関にはしっかりと周知するべきだ。
コロナ感染が拡がっている状況にもかかわらず、大阪府が関西・大阪万博やIR事業に巨額の税金をつぎ込むことについても理解できない。万博やIRよりも、今は保健所や医療現場の声に耳を傾け、大阪府の医療体制を整えてほしい。
また、昨年10月末に大阪急性期・総合医療センターにおいて、サイバー攻撃によるシステム障害で電子カルテの閲覧や利用ができなくなる等、診療体制に多大な影響が生じたが、このような時こそ、知事としてのリーダーシップを発揮して対策を講じるべきなのに、数日後に行われた御堂筋パレードのイベントに出席するなど、優先順位を間違っている。
先日、知事は会見で「知事としての今年の抱負」を記者から聞かれていたが、大阪府の行政トップとしての発言ではなく、特定の政党の一員として知事選の公約について発言していた。このような大阪府のリーダーではいけないと思う。再度、知事選に立候補するのであれば、党の名を掲げるのではなく、一旦離党して無所属で立候補するべきだ。

カテゴリー

健康・医療

受付日

2023年1月5日

公表日

2023年2月28日


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