府民の声 公表(詳細)
テーマ |
府の防災対策に関するもの |
府民の声 |
家電製品の設置業者には、技術系の職人としてのプライドのない者が多く、本来ならば、アースを設置しなければならないエアコンなどの大型家電でも、ほとんどの設置業者がメーカーの指示を無視して絶縁対処を行っていない。それにより、家電の使用者が電気関係のトラブルに巻き込まれないか、私は日々不安を感じている。 エアコンのみならず、今やどこの家にも家電製品はあるが、ほとんどの使用者は電気についての知識がない。せっかくメーカーが付属している絶縁コードがどのような用途を成すものなのかも知らず、家電製品をアースに繋がなかったために、感電事故や漏電による火災などを引き起こし、場合によっては人が亡くなる例が後を絶たない。 電気保安に関する知識や裁判の事例から、私としては、家電製品を利用する際の注意について家電の関連業者や府民はもっと知るべきだと思っている。国や各市町村の消防局にも私の意見を伝え、業者の法令順守の啓蒙および、一般家庭の適正なアース配線の整備の推進を行うよう、これまで伝えてきたが、どこの窓口からも相手にされなかった。そのため、大阪府庁にも電話をしたが、担当課のたらいまわしにあい、なかには私が、「アース」といっても「何のことか分からない」と、話を聞こうとさえしない職員もいた。 家電製品の主な利用者層は家事を担う主婦である。正しい家電製品の使い方を知らなかったばかりに、大切な家族を亡くすような状況を作らせてはいけない。 大阪府は、電気による事故で府民が傷つくのを防ぐためにも、府独自に技術的な専門知識のある部門を創設し、電気による事故防止対策窓口を作るべきだ。 |
カテゴリー |
防災・安全・危機管理 |
受付日 |
2023年1月19日 |
公表日 |
2023年2月28日 |