府民の声 公表(詳細)
テーマ |
府政運営に関するもの |
府民の声 |
安倍元首相の「国葬」並びに半旗(弔旗)の掲揚をしないことを要請します 安倍元首相銃撃の当初、多くのマスコミは「政治テロ」「民主主義への挑戦」とし、安倍礼賛キャンペーンを繰り返しました。私たちは暴力で物事を解決することには、断固として反対します。それは戦争が人の命や人権を奪うが故に断固反対するのと同様の理由からです。同時にそうであるが故に、生前の安倍氏が「戦争する国」への道をひたすらに推し進め、また民主主義を破壊してきたことを決して忘れません。○○さんを自殺に追い込んだ□□事件をはじめ、数々の疑惑に蓋をさせてはなりません。 「日の丸・君が代」強制は、「思想・信条の自由」を侵すものであるとともに、生徒・子どもに国家主義を吹き込み、また教職員を命令に従わせることを通じて、「戦争する国」への道を掃き清めるものです。安倍元首相の「国葬」も、また、本来は個人の自由意志であるべき弔意を、安倍元首相を追悼することが正しいと国が国民に押し付けることになるものです。特に、子どもたちは、「国葬」での半旗の掲揚や黙とうを通して、安倍元首相の「功績」を刷り込まれることになります。 今、なぜ、安倍元首相の「国葬」を行おうとするのでしょうか。それは岸田政権の維持・強化という政治目的のみならず、これまでの安倍元首相の「戦争する国」づくりの延長線上にあるといえます。「防衛費2倍」「敵基地攻撃能力」「核共有」、さらに改憲推進勢力が衆参3分の2を超える中での改憲策動というアベ的政策が勢いを増すことにさらに警戒を払わなければなりません。 一方で、事件の要因であった△△の罪業とともに、△△と特定の政党や安倍(派)とが相互に利用しあっていることが暴露され、国葬反対の市民の声も大きくひろがっています。すでに政府においては、閣議了解での国民への弔意は求めないことを決定し、文科省も半旗掲揚等の弔意を求める通知は発出しないことを表明しています。 上記の理由から大阪府庁や学校等での半旗掲揚等の弔意を強制することを行わないことを要請いたします。 [要請項目] 安倍元首相の「国葬」にともなう半旗掲揚・黙とう等の弔意強制をしないこと [質問項目] (1)今回の「国葬」についての法的根拠があるとすれば、それをお示しください。 (2)今回の国葬では国民に弔意を求めないとするなら、学校において半旗掲揚や黙とう等の行為をすることは、生徒・教職員の「思想・信条の自由」を侵害することになり、また政治的中立をも侵すものだと考えますが、いかがでしょうか。 (3)また庁舎等への半旗掲揚は、府職員に弔意を強制することになり、「思想・信条の自由」を侵すことになると考えますが、いかがでしょうか。 (4)府庁舎への半旗掲揚をされるとの報道がされていますが、その場合の意思決定や半旗掲揚指示等の手続きはどのようになるのでしょうか。 また、その法的な根拠は何に基づいているのか、お示しください。 上記の要請・質問につき、ご回答を9月23日までに頂くようにお願い致します。 |
カテゴリー |
府政運営・市町村 |
受付日 |
2022年9月13日 |
公表日 |
2022年10月31日 |