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感染症対策に関するもの

府民の声

新型コロナウイルスの感染拡大で医療がひっ迫していることを受け、大阪府は高齢者や感染リスクの高い人の外出自粛を要請している一方で、国にまん延防止や緊急事態宣言等の措置は要請しないとしている。しかし、感染拡大のなか、私が経営する飲食店では客は少なくなったうえ、物価高騰のあおりも受けて店の経営は苦しい。
今回、高齢者や感染リスクの高い人への外出自粛を要請したのであれば、その人たちが利用する店に対する補償もセットで行うべきだ。
さらに、先日、私自身がコロナに感染したことで、医師や保健所からの指示で店を閉めたため利益が全くない。それでも取引先のへの支払いは通常通り行わなければならず、このような状況がつづくのなら、廃業しようかと悩むくらいである。
吉村知事は、今日のテレビ出演時に「まん延防止は意味がなかった」と言っていたが、飲食業者は休業時短要請に従い、人流の抑制に協力してきたので、少なくとも感染防止の効果はあったはずだ。知事はそれを認めたくないのかも知らないが、この2年間、年末年始や年度末などの繁忙期に休業などの要請がかかり、協力金だけでは本来の利益には届かない。
知事は、これまで大阪府の感染対策に協力してきた飲食店への感謝の言葉を述べることもなく、客が遠のいた飲食店を支援する気はないようだ。
大阪府は「大阪の繁栄のため、未来のため」と、IRや万博にかかわる事業を進めているが、私たちの未来はどうしてくれるのか。私は長年の夢をかなえ自分の店を持ち、ようやく固定客もつき、軌道に乗ってきたところでコロナの影響を受け、店の経営も限界で焦っている。
大阪府議会では、IR誘致の賛否を問う住民投票案が否決されたが、IR事業に投じるお金があるのなら、コロナで影響を受けた事業者への支援を優先するべきだ。

カテゴリー

健康・医療

受付日

2022年8月4日

公表日

2022年9月30日


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