府民の声 公表（詳細）
テーマ |
高齢者福祉に関するもの |
府民の声 |
私は八尾市で介護事業所「○○」を運営しており、利用者に痰吸引や胃ろう注入などのサービスを行っている。これらの行為は施設の利用者が病院からの退院後、自宅療養の際に必要となるもので緊急性が高いものになる。 そのため、以前は喀痰吸引等研修を終え、修了証を受け取った時点でサービスが開始でき、速やかに喀痰吸引等業務登録申請手続きを行うことで大阪府から認定証が交付されていた。しかし、その後、サービスの開始は、大阪府が申請書類を受け付けた当日に変更となった。さらに現在は、大阪府が認定証を交付した日からのサービス開始となっている。 実際、認定証の交付までには1カ月近くかかってしまうので、痰吸引や胃ろう注入を必要としている人にサービスが提供出来ない。我々の現場では、主治医を中心としたサポート体制を整えて、速やかに自宅で療養できるよう備えているのに、大阪府での手続きの遅れにより、施設の利用者である府民が不利益を被っている。 この現状を受け、私は大阪府の担当課である、介護事業者課に認定証を交付を早めてほしい旨の申し出を行ったところ、2週間で交付できるようにするとのことだった。私はそれでも遅いと伝えたところ、申請時に「早急に交付してほしい」旨のメモを同封してもらえれば、優先的に交付するとのことだった。 しかし、痰吸引や胃ろう注入などのサービスはどの事業所も緊急性はあるはずだ。 それならば、元通り、実地研修の修了証を受け取った時点でサービスを開始できるように戻せばよい。大阪府の立場からすれば、問題が起きた場合のリスクを考えているのだと思うが、現場に即した対応とは思えないので、サービス開始時期について見直してほしい。 |
カテゴリー |
福祉・子育て |
受付日 |
2022年7月13日 |
公表日 |
2022年8月31日 |
