府民の声 公表（詳細）
テーマ |
高校授業料補助に関するもの |
府民の声 |
私は吉村知事の街頭宣伝を聞いて回っているが、大阪府の政策として知事は、私立高校生への授業料無償化制度をアピールし、「完全無償化」と言っている。しかし、私の子どもが私立高校に在籍していた当時、授業料支援の対象にはならず、授業料は全額支払っていた。この知事の発言に私は疑問を持ち、大阪府の私学課に制度の詳細を問い合わせたところ、職員からは、所得制限があると案内された。 知事が行政の長として「完全無償化」と言っていることを府民としてどう解釈すればよいのか。 大阪府の私立高校生への授業料無償化制度は、国の就学支援金に上乗せする制度なのに、知事がアピールするくらいなので大阪府の負担額が大きいのかもしれないと思い、他府県の制度などを調べてみたが、大阪府の制度は、東京都や愛知県に比べて所得制限額が低いため、該当する世帯が限られ、大阪府の負担額も少ない。これでは「完全無償化」とは言えないと思う。また、知事が「完全無償化」と、間違った発言をしているのを大阪府の職員も把握しているはずなのに、誰ひとりとして指摘しないのもおかしい。知事や大阪府の職員は、府民に対してもっと誠実であるべきだ。 これから選挙戦が繰り広げられ、知事の街頭宣伝の機会も増えると思うが、知事は私立高校生への授業料無償化制度について、所得制限を設けているなど、正確な情報を発信しなければいけないと知事に伝えてほしい。 |
カテゴリー |
教育・学校・青少年 |
受付日 |
2022年6月14日 |
公表日 |
2022年7月29日 |
