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府民の声

令和3年12月20日に令和3年度第3回の大阪府河川整備審議会が開かれました。
淀川水系神崎川河川改修事業の事業評価に対する主な意見と回答について(府民意見募集結果)公開が令和4年1月にありました。
この府民の意見の15ページの問題提起について。
(2)本事業のさらに上流に大問題な事業があります。新三国橋より上流の天竺川との合流点、高川との合流点において大量の土砂が堆積しています。また、榎木橋から下流の大阪市側の約200メートルにわたり、ヘドロが存在するという事案です。つまり、新三国橋から榎木橋まで(おそらくさらに上流まで)、極度に浅くなっているのです。
平時の潮の満ち引きでは問題ないが、異常な豪雨や台風などによる洪水が発生した場合、土砂が大量に下流(神崎川ブロック計画側)へ流れるということです。これを放置することは市民の安心安全を守ることにならないと考察されます。
この意見について16ページの事業者(大阪府)の回答は。
【土砂の維持管理について】
河川に堆積する土砂の対策については、河川断面などの測量や調査を行うとともに、毎年河川巡視点検等により現地調査を行い、河川ごとに川底の堆積や低下などの傾向を確認のうえ、氾濫時の影響を踏まえ、計画的に対策を実施しています。ご指摘の箇所について、近年の調査結果では堆積していますが、当面の治水目標で必要な流水断面は確保しています。
上記が大阪府の回答のようです。
【問題点】
1. 神崎川の3ポイントに大量の土砂、ヘドロが堆積している、という府民の意見について、昨年12月20日に学者9名を招聘し、「大阪府河川整備審議会」を開催したとのことですが、学者9名は誰も大量の土砂、ヘドロが堆積している事実に、気が付かず、または知らなかったのか?「とりあえず見える土砂、ヘドロを順次撤去する」という対策にならなかったのかと疑問が残るでしょう。
2. 大量の土砂が堆積しているという現場の写真などがあったのか?触れられていないが、それを見れば学者らの対応も違ったのではないかと思われます。
3. 的確な意見に対して、大阪府の回答はピント外れで何もしないということでしょうか。
4. 大量の土砂、ヘドロが堆積しているという事実が明白であれば「順次撤去します」との回答が、常識的な責任ある府としての対応だと思われますが、先々の災害が不安な市民、府民はどう思うでしょうか。
5. 大阪府の最高責任者である吉村知事はこういった行政の対応をどう思うのでしょうか。

カテゴリー

都市計画・都市整備

受付日

2022年2月18日

公表日

2022年5月18日


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