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万国博覧会に関するもの

府民の声

2025年日本国際博覧会会場予定地となっている夢洲は人工的な環境であるが、造成過程で形成された多様な自然環境に応じて、様々な生物種が確認されている。○○の資料によると、鳥類112種、植物206種が確認されている。大阪湾は戦後9割以上の干潟が消失したとされており、これらの干潟・湿地環境を維持し、生物多様性を保全することは、大阪市生物多様性戦略の推進の上でも極めて重要であることを鑑み、大阪府に対し、大阪・関西万博の会場建設にあたり、以下のことを強く要望する。
1.環境影響評価は客観的で透明性のあるプロセスで行うこと
2.関係するNPOや団体等、多様な関係者とオープンな意見交換の場を持つこと
3.現存する生物や環境への影響を最小限に抑えるとともに、影響が不可避の場合、代償措置を取ること
また、縦覧された「2025年日本国際博覧会環境影響評価準備書」に対しては、国内でこの問題に関心を持つ多くの方々より、地域の豊かな自然環境と、希少な野生生物への配慮を求める意見が寄せられたことと推察する。これらの意見を開示し、検討のプロセスを明らかにし、真摯な対応と計画の見直しを行なうことは、SDGsへの貢献を掲げる大阪・関西万博の本質に欠かせない要素と考える。

カテゴリー

都市魅力・観光

受付日

2021年12月3日

公表日

2022年3月31日


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