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医療施策に関するもの

府民の声

先日発生した、大阪市北区の心療内科クリニックの放火事件について、報道などでは、事件発生時の状況や死亡者人数の公表や、心のケアについての案内はあるが、事件のあったクリニックを利用している患者が今後どうすればよいのかなどについては、大阪府から全く案内がない。
内科や皮膚科などの他科と違い、心療内科クリニックはその性質上、相性の良い通院先を探すのも一苦労で、生活史や通院歴など最初から医師に説明せねばならないうえ、新たな医師との関係性を構築するところから始めなければならない大変さがある。
また、社会復帰に向かってのトレーニングの途上であったり、障がい者手帳申請予定など、その患者の状況に応じた切れ目のない支援が重要である。
しかし、これらの相談先は事件以前から不足していることを考えると、問合せ先が分からず困る人達が多いと私は思う。
大阪府の保健師には頼れるような人が少なく、また、福祉の窓口に相談しようとしても支援についての知識のない、NPOなどの寄せ集めの人達ばかりで、実際の支援に繋がるのが時間もかかり、現実には難しいと私は感じている。
亡くなった心療内科クリニックの院長は患者の社会復帰に注力していた人物であり、この事件は大阪市内で発生したものなので、こころの相談窓口だけでなく、大阪府や大阪市が率先して支援の繋げ先を明確化するための相談窓口をいち早く創設し整備するべきである。

カテゴリー

健康・医療

受付日

2021年12月21日

公表日

2022年3月31日


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