府民の声 公表(詳細)
テーマ |
教育施策に関するもの |
府民の声 |
以前、府立高校が赤毛の生徒へ無理やり黒の髪染めを強要し、その後、ショックのあまり体調を崩した生徒に対して、学校側は追い打ちをかけるように席次も外し、学校に行けなくさせた。多額の費用を捻出し、3年も年月をかけて裁判まで起こしていたといった内容が、週刊誌に掲載されているのを見て、私は大変憤りを覚えた。 本来、18歳未満の学生に対して髪染めやパーマなどが禁じられているのは、風貌に対してではなく、成長過程に髪を染めたり、パーマをかけたりすれば健康被害が出る可能性を案じて禁止となっている。それを、府立高校は近隣からのクレームを恐れるあまり、元々赤毛だった生徒に無理強いをするのは、道徳的に考えても正しいとは言えない。 裁判の判決で席次を戻せと命じられたことからしても、学校の行った行為は正しいことではなかったという判決だ。学校側も、また大阪府の教育庁も間違っていたことを素直に認め、生徒に対して謝罪すべきだ。 |
カテゴリー |
教育・学校・青少年 |
受付日 |
2021年9月8日 |
公表日 |
2022年3月31日 |