府民の声 公表(詳細)
テーマ |
男女共同参画に関するもの |
府民の声 |
「男女共同参画社会の実現をめざす 表現ガイドライン」のPDFの項目2の(5)についての意見を申し上げます。 上の項目では要約すると、ポスターに女性のキャラクターにおいて萌えキャラや過度な露出は不快になるから控えるべき、 かと思います。 しかし、それが果たして男女共同参画の実現において的確なガイドラインなのか疑問です。 理由は3つあります。 1.萌キャラは男女共に愛される表現であり特に若い世代ではポピュラーなものになりつつあります。 ガイドラインに相応しくないという観点は、現実に基づいてないかと思います。 2.当ガイドラインに相応しくない表現が本当に多くの女性にとって不快な表現になるのでしょうか? むしろ、当ガイドラインに対して批判的な女性もいらっしゃることも考えるべきかと思います。 3.また、萌えに加えて過度な露出のキャラは女性クリエーターによって生まれてきたものが多いのが事実です。 そういったキャラをポスターに安易に使うなとなれば、そういった人たちの活躍の場が奪われ、男女共同参画という観点からして 本末転倒だと思います。 以上の理由から、現状のガイドラインはいたずらに多くの表現を自粛される世の中になり、 却って余計な反発を生み、男女共同参画が遠のきかねない危険性をはらんでると私は思います。 また、表現の規制が緩い現状の日本は他の国にはない強みであり、そういった強みはきちんと守っていくことが 将来の国の発展にもつながるかと思います。 つきましては、現状のガイドラインによる表現の自粛するような取り決めをする方向に向かわないで欲しいな、という思いで 意見をさせて頂きました。 府外の者ですが、表現の自由の尊重のうえで男女共同参画の道を模索して頂ければと思います。 |
カテゴリー |
人権・男女共同参画 |
受付日 |
2021年9月30日 |
公表日 |
2022年3月31日 |