府民の声 公表(詳細)
テーマ |
感染症対策に関するもの |
府民の声 |
岸和田市では、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響でだんじり祭りの開催は自粛となったが、今年は開催されると、先日テレビで報道されていた。岸和田市長は、無観客での開催を運営団体に指示をしたそうだが、閉鎖空間で行われるものではないため、無観客での開催など無理な話だ。また、祭りの後には必ず打ち上げと称し、飲み会が行われるため、さらに感染リスクは高くなる。だんじり祭りの開催は時期尚早だと思う。祭りの運営団体もテレビで感染対策について話をしていたが、その内容に具体性は全くなく、このような状況のまま開催したことで、もし自分や家族が感染したら、と考えると不安は募るばかりだ。開催理由に「伝統」や「歴史」を持ち出す人もいるが、人命よりも重視するべきものではない。 私も岸和田市民として、だんじり祭りは大好きなので、開催を待ち望んではいるが、吉村知事を始め、多くの大阪府民が感染拡大を抑えようと懸命に努力している中での開催はまちがっているし、岸和田市民として恥ずかしく思う。 祭りで有名な京都府でも、新型コロナウイルス感染症の影響を受けていることは同じでも、奉納のために「くじとり」はしただけで、祭りの開催自体は自粛しているのだから、岸和田のだんじり祭りも、神社に「まとい」を奉納して、他は自粛するべきだ。 岸和田市や大阪府には祭りの運営団体に対する指導権限がないかもしれないが、新型コロナウイルス感染症対策は、1団体や1つの地域の問題ではない。大阪府民が一丸となって対応をしなければ、いつまでも収束せず、医療機関や府民、そして経済までもが、今以上に疲弊してしまうことを考え、感染拡大防止対策を講じるように、知事に伝えてほしい。 |
カテゴリー |
健康・医療 |
受付日 |
2021年7月5日 |
公表日 |
2022年3月29日 |