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感染症対策に関するもの

府民の声

大阪府HPにて府民の声と府の考え方 件名「社会福祉施設等における面会禁止について」を拝読いたしました。
私の親も高齢者施設に入所しており、体調を崩した折に入院もいたしました。施設も病院も面会禁止で、1年半以上もの間、自由に親に会うことができません。具合が悪い時にさえそばに付いていることも許されず、現在どのような状態なのかが全く家族の目で確認できないのです。
面会禁止を強いられる高齢者施設の入所者や病院の入院患者とその家族はいつまでたっても人権を取り戻せません。今回声をあげられた府民の方と同様に、社会の中で取り残されている案件であると感じます。人としてみてもらえていないと感じ、生きていることがとてつもなく辛いです。
感染防止のためであることは理解していますが、面会禁止措置は私権制限(人権侵害)にあたるもので、本来あってはならないことであるという認識が薄れ、コロナ対策のためという理由であればいつまでも許されると勘違いされているように感じます。
「どのように感染拡大し、収束していくのか、未だわかっていない部分もある中、現時点において、一律に、何を担保すれば面会ができるかを示すことは難しい」とのご回答でしたが、いつまでも「わからない」で済ませるのではなくわからないなら調査、研究、分析を進めて感染拡大のメカニズムを解明していただくことはできないのでしょうか。
新型コロナの第6波や今後新たな感染症が発生する可能性も大いにあります。そのたびに一律に面会禁止という私権制限を続け、圧倒的に弱い立場にある施設入所者や入院患者と家族はそれを我慢し続けるしかないのでしょうか。安全に面会できる面会ブースも開発、販売されていますので、設置費用を国・自治体で支援していただいた上で、高齢者施設や病院に設置を義務化していただけないでしょうか。
○○は、「コロナ禍における社会福祉施設・医療施設での面会機会の確保を求める意見書」を取りまとめ、同年2021年4月20日付けで内閣総理大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣、全国知事会、全国市長会及び全国町村会に提出されています。
ここに記載されている意見・要望は家族の切なる思い、願いです。どうかこの意見書をご精読いただき、人権に関わる深刻な事柄と捉えて大阪府としても必要な措置・対応を早急に講じていただけますよう切にお願い申し上げます。

カテゴリー

健康・医療

受付日

2021年11月15日

公表日

2022年3月18日


ここまで本文です。