府民の声 |
大阪には独自の私立高校無償化制度があると聞いており、子どもも私立高校へ行けると安心しておりました。しかし、私立高校の説明会でいただいた資料を見て所得によって負担額が大きく異なることを知り、驚いています。現在の家族の年収は910万円を超えており、何の援助も受けられないことを知って愕然としました。家族は後3年で定年退職を迎えます。その後は無収入になります。今も家のローンと親の介護、持病の医療費等で生活は苦しいです。そもそも制度の趣旨は、私立高校への進学を経済的理由であきらめることがないようとありますが、我が家は補助が受けられないため、私立高校への進学をあきらめざるを得ない状況です。年収があっても生活が楽とは限りません。子どもが一人でも、両親の介護に多額の費用が発生しているのです。高齢出産した親の現収入は高いように見えるかもしれませんが、子どもが高校卒業と同時に親の収入はなくなるのです。これは大阪府の無償化制度に問題があるとしか思えません。すべての子どもが経済的理由で私立高校への進学をあきらめる必要がないように、早急に所得制限を撤廃し、平等に援助してほしいです。できれば来年より制度の見直しをしていただけますようお願いいたします。 |
