府民の声 公表(詳細)
テーマ |
交通に関するもの |
府民の声 |
今月6日の大阪府議会で、鉄道新線「なにわ筋線」が、来月にも着工する方針だと、マスコミ報道で知りました。 しかし、新型コロナウイルスの流行で、旅客需要が激減している時期に、鉄道新線を着工することは、私は疑問に思います。2010年代後半には、関西国際空港の旅客需要が過去最多を記録しました。このことを背景として、同空港へのアクセス列車が経由する予定の、なにわ筋線の建設が決定されました。しかし、昨年からのコロナ流行で、関空の旅客数は過去最低へと減少しました。 JRの関空特急「はるか」は、本来ならば1日60本(30往復)の運行です。しかし今年5月1日以降は、1日12本(6往復)しか運行されていません。 最近では、コロナワクチンの接種が世界各国で進んでいますが、一方で変異種が相次いで発生するなど、今後のウイルス流行状況は見通すことが困難です。コロナ流行前の需要をもとに計画された、なにわ筋線の建設を、今の状況で着手するのが妥当なのでしょうか。旅客需要の実績がある程度回復するまで、着工を待つべきだと私は思います。 |
カテゴリー |
都市計画・都市整備 |
受付日 |
2021年10月11日 |
公表日 |
2022年3月18日 |