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農林・水産業に関するもの

府民の声

本欄へ「ブドウ園化による新規参入者誘致」と題し投稿してから満4年目になる。本日の○○朝刊によれば、その大阪府が日本ワインの地域指定になったことは喜ばしい。問題はあれから新規参入者がどの程度増えたかにある。今回も新規参入者側の悩みに関しての投稿となる。耕作放棄地の多い条件の悪い中山間地域への新規参入はしやすい半面、鳥獣被害が想定され、鳥獣防護柵の初期投資負担が大きい。国や県は助成金等による受益者負担を課しているが、資力のある既存農家ならともかく、何等の資産を持たない新規参入者による受益者負担は重い。鳥獣被害が生ずる前に、苗木の定植から成木化までの生活費負担が大きく、鳥獣被害が想定される地域への新規参入に際しては少なくも獣防護柵付き転貸借の採用で新規参入者を支援すべきだ。ブドウ栽培固有に欠かせないポリエチレン製の鳥獣防護ネットは短期消耗品でもあり、賃借人負担であってもやむを得ない。鋼鉄製で電気柵の防護柵は、地域一帯化施工であってこそ効果が発揮できる。各都道府県の農地バンクが中山間地の一帯化借受で、効果的防護柵を設計・施工され、設置して区分貸しで新規参入者へ転貸したらよい。若し余った部分が出れば、地域□□等が借り受けて体験農園等、一般の市民向けに提供されればよい。一か所に例え、ブドウ園以外の異業態であれ、新規参入者が集まれば、協働体制が構築しやすくなり、定植や採取・収穫時の集中労働を助け合うことができる。県の農地バンクに置かれても獣防護対策費用を転貸料に割増して加算されたとしても、合理的割増加算なら、初期投資の軽減化支援として新規参入者側からの理解や共感も得られやすいと考える。

カテゴリー

農林・水産業

受付日

2021年10月13日

公表日

2022年3月18日


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