府民の声 公表(詳細)
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府立大学に関するもの |
府民の声 |
非常に切迫した状況の中、日々業務を遂行されていることに感謝致します。 先月より発令されている緊急事態宣言に伴い、私が通う大阪府立大学でも授業は全面オンラインで行われています。医療の逼迫を踏まえ、研究活動のために登校する学生の数を従来の30%に減じるよう工学域全体に対して通知がありました。これにより私の研究室の学生は週1から2回の登校が基本となり、在室時間も最大5時間という非常に厳しい制約の中で研究を進めることを余儀なくされています。 しかしながら、このような短時間での研究活動は正直に申し上げて不可能であり、大学院における高度人材育成は破綻しています。感染症対策にも懸命に取り組んできました。研究活動の中で感染が起こった例がこれまでに何件あったでしょうか?我々研究生は元来限られた予算や設備のもと高い意識で研究に取り組み、企業からも高い評価を得てきました。大阪府立大学における工学研究は今後の国家の発展に大きく貢献するものです。その活動を止めることは国家の未来に対しどれだけの損害を被ることか図り知れません。 以前使えなかった図書館が現在では部分的制限はあれど快適に使えるようになりました。多くの学生が高度な学びを低リスクな環境下で実現できています。本当に感謝しています。 研究活動においてもどうか通常通り、あるいはせめて60%の人数と8時間の滞在を認めていただければなんとか活動の継続が見込めるかと思います。どうかその旨大学担当者にお伝えいただければと思います。宜しくお願い致します。 |
カテゴリー |
教育・学校・青少年 |
受付日 |
2021年5月27日 |
公表日 |
2022年2月18日 |