府民の声 |
新型コロナウイルス感染症対策として、飲食店へ時短･休業要請が出されていることに伴う、大阪府営業時間短縮協力金について、先日、知事は第1期分を今月中に全部支給するとテレビで断言していたが、6月1日現在、大阪府HPで確認できる情報では74%となっている。このことを協力金コールセンターへ問合せたが、今月中の支給はセンターから出した内容ではないとの回答だった。また、知事は、2期分は6月中に支給とも言い切っていたが、未だ1期も支給できないのに、本当に支給できるのか疑わしい。知事は、協力金が大阪府からの要請に対する補償であり、売上が減った飲食店が家賃や従業員の給与など支払うためのものだと理解していないのではないか。事情があって支給が遅延するのはやむを得ないと思うが、なぜ知事はできもしないことを公言するのか。知事のテレビ出演は知事一人で決めているのではないと思うが、出演時に公言したことは多くが守られていない。吉村知事は、特定の政党の出身者になる前の大阪府知事や大阪市長の姿勢を繰り返し批判していたが、今の知事の姿勢は、かつて批判していた過去の知事や市長と同じだ。このようなことを繰り返していると、知事としての信用が損なわれるので、知事は、府庁内で情報の共有をして、実施の目途が付いてからテレビ等で発言し、今後の協力金の支給をスムーズに進めるようにしてほしい。 |
