府民の声 公表(詳細)
テーマ |
福祉施策に関するもの |
府民の声 |
新型コロナウイルスの影響を受けた生活困窮者の相談件数が非常に多くなっているため、自治体の相談窓口が崩壊していると、昨夜の○○で放送されていた。 相談員は生活に困窮した人を支援する最前線の存在だが、昨年より何十倍もの相談者が殺到し業務がひっ迫している。 相談業務は増え続けるばかりで、住宅確保給付金の手続きを行った場合、審査に3週間もかかり、「明日の生活ができないのに3週間も待たせるのは、死ねということか」と相談者から罵倒されるなど、精神的負担も大きい。 月収20万円ほどで、連日朝から晩まで切迫した勤務がいつまでも続き、体力・気力も落ち込む業務だ。このままでは選択肢として辞めるしかないと、職員がインタビューに応えていた。 これまでまじめに仕事をしてきた方であっても、コロナの影響で今まで培った仕事がなくなってしまえば明日の生活ができなくなってしまっている。また住居確保給付金の手続きは煩雑で、様々な書類の提出をしても、時間を要し何度も相談するケースもあるようだ。 この放送を見ている私にとって、命よりも手続きを重んじる制度には命の大切さが見失われている気がしてならなかったため、先ほど厚生労働省にも意見を伝えたが、大阪府としても、多くの生活困窮者をスムーズに助けるために、難しい文書でせき止め、機械的に対応するのではなく、人間的な感覚をもって支援してあげてほしい。 |
カテゴリー |
福祉・子育て |
受付日 |
2020年9月10日 |
公表日 |
2021年11月30日 |