府民の声 公表(詳細)
テーマ |
福祉施策に関するもの |
府民の声 |
1972年に実施された府独自の老人医療費助成が3年間の経過措置を経て3月31日をもって廃止される。同制度は、府民のいのちと健康を守る大きな役割を果たしてきた。府民のいのちと健康を医療現場で守る歯科医師の団体として、同制度の廃止に強く抗議する。 また、府は、財政難を理由として、同制度に一部負担金の導入、所得制限の強化、対象の範囲を狭めるなど、制度改悪を繰り返す度に「持続可能な制度とするため」などと説明してきた。それにもかかわらず、今回、老人医療費助成制度が廃止されたことは、明らかに府の政策の失敗であり、到底、容認できない。 年金の減少や医療・介護保険の相次ぐ負担増、消費税増税、新型コロナウイルス感染拡大など、高齢者の暮らしは、ますます厳しくなっている。今こそ、大阪府が、府民を守る時ではないか。 カジノIRの誘致や、そのためのインフラ整備など、大型公共事業に巨額を投じるお金があるのならば、府民のいのちと健康、暮らしを守ることに財源を投入すべきだ。 |
カテゴリー |
福祉・子育て |
受付日 |
2021年4月21日 |
公表日 |
2021年11月30日 |