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教育施策に関するもの

府民の声

文理学科の入試制度・問題が、公立中学校の授業カリキュラムではとても対応できないレベルになっていて、事実上、塾に通わせる経済力のある家庭でないと、文理学科に進学できない入試制度になっているのがおかしい。2020年の数学の問題を7から8割解くことができる中学校の数学教師がどれくらい居るのでしょうか?たぶん1割にも満たないと思います。そんな難問奇問を生徒に解かせることに何の意味があるのでしょうか?また、英検取得者の実績が公表されていますが、北野・天王寺・大手前など上位校では半数以上が英検2級を取得している。英検2級は高校卒業程度の英語力とされており、事実上、文理学科受験者には、高校卒業程度の英語力を求めているのと同じで、入試で英検取得者を優遇するのは制度としておかしい。また、英検取得者が実際に入試において換算点である8割(72点)をとれている割合は、半分を大きく下回っており、英検取得しているようなハイレベルの生徒がほとんど8割をとることのできない入試問題というのが、難し過ぎるという証拠。高校の授業料を公立私立ともに一部高所得層を除いて免除するというのも結構だが、その一方で塾に通っていないと文理学科に進学もできない、進学しても授業についていけないような教育制度を放置しているのは府政の怠慢。教育委員会には、自己改革する能力がないので、他の部局が主導して、こうしたゆがんだ教育制度を正すべき。

カテゴリー

教育・学校・青少年

受付日

2020年8月17日

公表日

2021年11月19日


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