府民の声 |
6月1日から授業が始まります。また、5月中旬より休校中に分散登校を実施しています。府および教育委員会の指示により、教室、トイレ、階段手すり、手洗い場等の共用施設や手の触れる場所に関して、児童生徒のグループの入れ替わりごとに消毒(次亜塩素酸ナトリウムかアルコールで)を行っています。消毒は必要です。同時に生徒の手洗いや手指の消毒も指導しています。装備も不完全な中での消毒の実施は教員への健康被害も確認されています。6月1日からは授業が始まります。遅れている学習を取り戻すため、また今後予想される第2波の準備のためオンライン授業の準備にも同時に取り組んでいます。その中で日々の生徒の健康観察もより丁寧にやっていく必要があります。新しい生活様式に照らし合わせた、新たなスタイルでの授業展開や、学校生活の指導が加わり、手探り状態です。そこに、一日の終わりに、消毒作業という業務が加わりました。予算だけポンとつけてくださるのはよいのですが、商品を選択して購入し(それも品薄です)、分別して、消毒作業のプランを立てて、実際に消毒するのは教員です。多忙で忘れてしまうこともあるでしょう、体調によってできないこともあるでしょう、人によって丁寧さにもムラがあると思います。本当に消毒の効果を確実に上げるには、せめて校内の環境消毒だけは、業者委託か専門業者でなくても、それ専属の人を配置してほしいと思います。新しい生活スタイルでの教科指導や、学校行事の組み立ては本来の業務ですので、教員がすることです。しかし、消毒作業は、このことそのものが感染のリスクを下げるとても意義のあることですので、確実に実行するには教員では限界があります。ぜひ、6月1日から、少なくとも本格稼働の6月15日からは消毒要員の配置が必要です。 |
