府民の声 公表（詳細）
テーマ |
花の文化園に関するもの |
府民の声 |
先日、特別定額給付金を受け取り、府の新型コロナウイルス助け合い基金に○○から全額寄付した者で、以前から、一つだけ意見と言うか疑問を持っていましたのでメールを出しました。 その疑問というのは、文化園のピラミッド型の大温室の冬季の加温についてです。あの構造だと、暖められた空気は上に上昇し、上のガラス面で冷やされた空気は下降して、植物を植えている地表周辺を暖めるのに、かなり効率が悪く、相当無駄な燃料を使っているように思うのです。 毎年寒くなると、お客さんはほとんど入っていないのに、灯油を積んだタンクローリーが頻繁に注油しに来ていました。貴重な植物を植えているわけでもなく、植物の越冬だけのために大量の化石燃料を使うのは、バブル全盛の頃なら問題にならなかったと思いますが、今は失われた30年と言われ、ハイブリッド車や電気自動車が人気のある時代に逆行しているとしか思えないのです。 大温室の中を冬の間だけ農業用のビニールで、細かく仕切るとか天井を低くするとか、燃料の消費を抑える方法など提案していました。今ならヒートポンプ方式に変更して、近くの石川の水の流れを利用して小水力発電で電気をまかなうとか、河内長野は間伐材が豊富にあるのでバイオマス発電でまかなうか、あるいはその余熱を利用するとか、逆に売電で利益が出るかもしれません。これは単なる素人の思いつきですが、専門家ならもっと実用的ないいアイデアがあると思います。 年金生活の私にとって10万円は貴重ですが、今回の新型コロナウイルスで直接被害を被ったとは思わないので、本当に被害を受けた方や困っている方に役に立って欲しいと思い寄付しました。その寄付金でこのようなお金の使い方は、絶対にしてほしくないのと、一度専門家も入れて、大温室のあり方や老朽化の問題など、話し合ったらいいのにと思います。 |
カテゴリー |
農林・水産業 |
受付日 |
2020年6月22日 |
公表日 |
2021年3月12日 |
