府民の声 公表(詳細)
テーマ |
感染症対策に関するもの |
府民の声 |
吉村知事 日々の激務、ご苦労様です。 大阪府民の1人として、大変頼もしく思っております。 私は、小さなライブハウスを中心に音楽を楽しんできたものです。 自身もアマチュアでギターを弾いています。懇意にしてもらっている、ライブハウスのオーナーやミュージシャンの方々を見ていて今の状況とこれからのことに大変心が痛みます。 このコロナの騒動の初期からライブハウスは最も危ない場所として世間に浸透してしまいました。ミュージシャンは皆、収入を絶たれ、ギターを持って電車に乗れば白い目で見られ、罵声を浴びせられた人もいるとか聞いています。 それでも、皆さん「しゃあないなー」と、自粛し、ライブ配信など、出来ることを模索しておられます。 でも、今やっておられることは試行錯誤のことで、全く収入にはなりません。 やっと、ライブハウスも休業要請が解けたとほっとしたものの、指針をみれば、小さなライブハウスでは全く守れそうにないものばかりです。 大きな音量でスタンディングでシャウトしながら見るというようなライブハウスは少数です。 多くが、きちきちに入っても20人も行かないような、食事やお酒をのみながらゆっくりと音楽を楽しむ場です。 そこにあの指針を当てればせいぜい5人しか入れません。 そもそも、普通の飲食店と業態はほとんど変わらないのに「ライブハウス」を一括りにした指針には疑問を持っています。 元々小さなライブハウスは音楽好きなオーナーの熱意だけでやっておられ、チャージはほとんど全額ミュージシャンに渡されます。 ミュージシャンはプロとして、音質にとても拘られます。そのまま動画配信するのでは音質が酷くなるので、課金するならちゃんとした機材を揃えることが必要です。 大きなライブハウスには、動画配信のための援助金を出されるそうですが、小さなライブハウスこそ、そのような設備投資は無理です。このままではたくさんの小規模ライブハウスは潰れます。 どうか、地道に本物の音楽を追求して日々謙虚に活動しておられるミュージシャンとその場を提供する努力をしておられる小規模のライブハウスをお救いください。 |
カテゴリー |
健康・医療 |
受付日 |
2020年6月4日 |
公表日 |
2021年2月24日 |