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障がい者施策に関するもの

府民の声

大阪モデルで外出自粛要請の解除を検討する際に、自閉症などの発達障がい児者の外出について、共感・発信いただけないでしょうか。
私の子どもも知的障がいを伴う自閉症なのですが、この障がいの特性で、急な予定変更や、将来の見通しが立たないことに強い不安を感じてしまいます。スポーツセンターや科学館などの休業が度々延長されることによる混乱、また再開もいつになるか分からないという不安、またそもそも感染症に対する意味理解も難しく、ストレスが高まりパニックになったり家の中の物を壊すなど、なかなか大変な状況です。
私どものNPO法人の会員にアンケートをとり困ったことがないかを尋ねたところ、数人から回答がありました。(意外と少なかったです。勿論、回答する余裕すらない親もいるとは思います。)臨時休業などで予定が立てられないとか、早く学校が再開してほしいとか、いかんともしがたい内容が大半でしたが、その中に「外出が好きな子なので、ストレスからパニックが増えた。親もつらい。(5人)という声がありました。
フランスでは大統領が自閉症者の外出制限を緩和しています。日本はあくまで自粛ですから、状況に応じて外出してもよいのでしょうが、多くの親が「万が一にも感染したら、普通の人以上の迷惑をかけてしまう」と思って、我が子の外出を制限しています。
ですから、フランスのように「外出しても良い」とまでは言わないにしても、外出自粛要請の解除を検討する際に、自閉症に限らず「いわゆる社会的弱者といわれる人達の大変さもあるから、何とか出来ないかと悩んでいる」と共感、発信いただけたら、私たち親は大きく励まされます。「吉村知事は分かってくれている。我々も頑張ろう。」と勇気づけられます。

カテゴリー

福祉・子育て

受付日

2020年5月15日

公表日

2021年2月19日


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