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府民の声

私たち○○は、10代から30代を対象に「新型コロナウイルスに関する緊急生活実態調査」をおこなってきました。これまでに243人から回答がよせられ、府による自粛要請に伴う補償がセットになっていない下で、安心して自粛することができず、青年・学生の命と生活が脅かされている実態が浮きぼりになりました。青年と学生の命と生活を守るために、さらに下記の諸点の実現を要望します。
1大阪府として、PCR検査と抗体検査を増やして正確な感染者数を把握できるようにしてください。
2新型コロナウイルスの感染拡大の第2波、再流行を想定して、府のPCR検査体制を強化してください。
3休業要請に伴う休業補償を、「昨年4月の収入」を基準にせず、休業している方に一律に補償するようにしてください。また、休業補償の申請期間を延長してください。また、休業要請の対象ではないものの、自主的に休業した人にも補償を受けられるようにしてください。
4新入学生がアルバイトに就労できない、求職中の青年が就職できない等、収入減少に当たらない事例に対応するため、無収入者等を対象とした緊急の生活支援制度を実施してください。
5営業自粛や休業要請によって、アルバイトをしている青年・学生・高校生に事業所が休業補償を行うように周知徹底を行い、適切に指導してください。
6内定取り消しにあった青年や学生の実態把握と、内定が取り消された学生への生活保障の対策を行って下さい。また、不当な解雇、雇い止め、契約解除、内定取り消しを行わないよう指導してください。
7職場から労働者へ休業要請があったにも関わらず、有休が使わされている事例があります。事業所が有休を使わせず、休業補償をちゃんとおこなうように実態把握と指導を行ってください。
8府の緊急支援として、学生を非常勤職員として雇用するとしていましたが、採用人数50人であったために、応募人数が多すぎて即日募集を終了しています。東大阪市では、200人を募集していましたが、それでも応募人数が多かったために募集が終了しています。多くの学生を支援できるように、雇用人数をさらに増やしてください。また、大阪府の場合、時給972円ですが、東大阪市では、時給1,200円です。学生支援という性格も踏まえて、時給もさらに引き上げてください。
9全ての学生の学業と生活を支えるために、全ての学生を対象に緊急支援金を給付してください。
10国の責任で「一律学費半額、免除」を行うように、大阪府から国に意見書を出してください。
11オンラインでの授業や就職活動を余儀なくされている学生や高校生がいます。条件の違いによって、学習と就職の機会を奪われることがないように、ネット環境の整備のために府として補助・支援制度を創設してください。また、府としてパソコンやWiFiの貸し出しなどを行ってください。
12学生や高校生が、休校やオンライン授業によって資格取得のための学習、実習が十分にできない状況が生まれています。また、資格試験や実習などの延期・中止も起こっています。学生や高校生に不利益が生じないよう、国に対策をもとめるとともに、府としても実態を把握し、対策を行ってください。
13コロナ危機の下で、高校生の意見が反映されないまま休校措置がとられ、オンライン授業が開始されました。また、部活動の中止とともに、大会なども中止されています。高校生の声を教育現場に反映させるためにも、高校生の実態や気持ちを把握するために調査を行ってください。同時に、「物理的距離」の確保のために、緊急に教員を増やし、少人数学級を実施して高校生の不安や悩みに寄り添った教育を保証してください。
14高校3年生からは、「センター試験の内容がどうなるかわからない中で、受験勉強の対策が立てられない」「大学試験の内容を早く決めてほしい」など声が出されています。府として、国へ大学入学共通テストを導入することをやめ、これまでどおりの内容でセンター試験を行うように、国に意見書を上げてください。
15就職説明会や企業説明会が中止され、企業が新規採用を行わないことも懸念されています。企業が新規採用の抑制を起こさないためにも、府として企業活動を応援してください。医療や福祉などの職種では一時的に人手が不足しています。府として人手が必要なところを調べ、雇用した事業所には、府として人件費を保障するなど、そういった制度を創設してください。

カテゴリー

府政運営・市町村

受付日

2020年5月25日

公表日

2021年2月19日


ここまで本文です。