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障がい者施策に関するもの

府民の声

私は身体に障害があり、受給者資格を得て居宅介護の家事援助サービスを利用しています。掃除洗濯炊事をサポートしてもらっている、○○という事業所の管理者から4月上旬の夕方に電話があり、「明日から1か月程度サービスをキャンセルします。再開するかは1か月後の新型コロナ感染者の状況を見て判断します」と一方的に伝えられました。あまりにも唐突すぎ、翌々日のサービス分で使用する生鮮食品を購入済みだったため、せめて今週の1回だけは来てもらえるよう懇願しました。翌々日にはヘルパーが来てくれましたが、それが中止前最終回とのこと。ヘルパー自身は来たくても、上から止められているそうです。その際に管理者からの通知文書を渡されましたが、上旬の電話の内容と同様のものでした。従業員と利用者の安全を守るための予防的措置という言い分ですが、緊急事態宣言下でも生活に必要な事業は維持すべきとされているはずです。宣言前と同様に、十分に換気した状態で、手を清潔にするかゴム手袋を着用してサービスを継続してもらわないと利用者は生きてけません。
住んでいる□□市の障害福祉課に連絡したところ、「事業所への指導権限はないので府に言うくらいのことしかできません」「個人の契約問題になってくるので」とのことでした。府の生活基盤推進課にも窮状を訴えましたが、「福祉サービス事業者を含め、府のウェブサイトを見て各々で緊急事態中の判断してもらうのがうちの方針」と言われました。
契約書の内容を見ても当該事業所の今回の対応は契約不履行に当たりますが、提訴している余裕はありません。他の事業所も当たっていますが難航しています。
正式な手続を経て利用している公的サービスにもかかわらず、信じ難い状況です。かかるかどうか分からない新型コロナに脅える前に、栄養のある食事の欠如、埃とダニとカビにまみれた部屋での外出自粛生活で病んでしまいます。ネットで買った物も、ヘルパーに玄関先から運んでもらわないと動かせません。
保育園の対応にバラつきがあることが問題視されているようですが、生活維持の根幹を支えるホームヘルプサービス継続の一方的な中止はありえません。知事または担当部署から府下の全事業所に通達してください。障害の有無や程度にかかわらず、介護が必要な府民の生活、健康、生命を見捨てないでください。お願いします。

カテゴリー

福祉・子育て

受付日

2020年4月13日

公表日

2020年12月4日


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