府民の声             公表(一覧)


府民の声  公表(詳細)


詳細情報

テーマ

教育施策に関するもの

府民の声

大阪府の「小中学校における携帯電話の取扱いに関するガイドライン」は、情報機器との向き合い方や適切な使用法についてわかりやすく説明をしてくれていると思います。スマホが普及し様々なトラブルが起きている現状では、このガイドラインは必要であり、関係者がうまく活用していくべき優れたものだと思います。しかし青少年たちはこうしたルールを決められてもなかなかその通りに守れないというのが現状です。なぜでしょうか?青少年たちにとってネットの世界、ゲーム、SNSでのやりとりはひじょうに魅力的で不可欠なものになっており、スマホを通じた世界が自分たちの世界だと思い込んでしまう、つまり現実の世界を置き去りにしスマホの世界一辺倒になってしまう傾向があるからだと思います。頭の中がスマホの世界一辺倒になっていれば使用時間が制限されてもそのことが頭から離れないわけです。
このスマホの世界一辺倒から脱するには、スマホの世界以上に現実の世界がすばらしく魅力的な世界であるということを、青少年たちが継続して実感しなければならないと思います。現実の世界の面白さ、魅力に気付く力をつけていく、そして自らがその能力を伸ばしていけるような教育が必要なのです。デジタル教育ばかりが目立っていますが、今こそアナログ力を養成する教育が必要だと思います。アナログ力を身につけることでリアルな世界、自然のすばらしさ、面白さ、魅力に気づき、スマホの世界一辺倒から脱け出し、バランスのよい生活を送ることができると私は確信しています。
ではアナログ力を養成するには具体的にどうすればよいのか。散歩をする際、五感を研ぎ澄まし全身全霊で自然に向き合いながら歩いていると、今まで気付かなった色んな発見があります。そのような発見は好奇心を次々と刺激してくれると共に、人は他の多くの生物と共存しているということを実感させてくれます。こうした発見をノートに記入、好奇心を持ったことについて自由に考察し記入、伝えたいことはシェアする、これだけのことなのですが繰り返し習慣化するのです。私自身毎日やっていますし、子ども達も実践しています。学校教育にも取り入れることをぜひ検討してほしいと思います。

カテゴリー

教育・学校・青少年

受付日

2020年4月22日

公表日

2020年12月4日


ここまで本文です。