府民の声と府の考え方 公表(一覧)


府民の声と府の考え方 公表(詳細)


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職業訓練校について

府民の声

担当者様、お世話になります。大阪府立東大阪高等職業技術専門校 (東大阪ぎせんこう)についての意見です。題「訓練生の制服(作業着)と同校府職員の制服(グレー色の作業着)」の件。訓練生の作業着(制服)は入校前に強制購入なのですが、これが同校から歩いて数分の大手ホームセンターに、同メーカー・同色・同系統の作業着が 強制購入させられたものより安く販売しておりました。同校は、「入校時の教科書や専門的な工具は、自身で探して購入準備をしろ」 との事でこれは構わないのですが、「作業着は、同校が繋がっている商店の、割高のものを強制的に買え。あとからの追加購入はできない。」 これは納得いきません。それでしたら全て自身で準備させて下さい。そして同校の府職員たちは、大阪府職員専用の制服(グレー色の作業着)があるにもかかわらずそれを着用しておりません。近くのホームセンターで販売しているメーカーのものを着用したり、大手企業専用の作業着を着用して、訓練生へ指導をしております。その府職員たちは、大阪府のマークのある名札をつけております。この状況ですので、なおさら納得いきません!憤慨しております!ご対応、ご改善の程、どうか宜しくお願い致します。

府の考え方

 まず、訓練生の制服(作業着)についてですが、当校における職業訓練には、学科訓練と実技訓練があります。
 このうち、実技訓練に関しましては、工具類や工作機械を使った訓練や屋外作業を伴う訓練を行っており、実技訓練時の安全面の確保及び汚れにも対応できるよう、訓練生には作業着の着用を義務付けているところです。
 特に、安全面の確保にあたっては、動きやすさはもとより、作業着に装飾やたるみがあったり、生地が薄すぎたりすると、怪我や事故などを招く原因にもなるため、訓練生の体格に適した作業着を選択することが非常に大切です。
 このことから、当校では、校内に設置した委員会において、訓練科目ごとに最も適した作業着の仕様を決めており、また、訓練生が着用する作業着のサイズに関しては、個々の訓練生の体格を実際に専門業者が採寸したうえで決めています。
 このため、訓練生の作業着は、品質の確保と効率的に採寸作業を実施するという観点から、当校が指定した販売業者から購入してもらうこととしています。
 なお、販売業者を指定する際は、作業着の仕様書に訓練生の体格の採寸と追加購入の申入れ対応が必須である旨の条件を提示して複数の業者から見積書を徴し、その中で最も安価な金額を提示した業者を選定しています。
したがいまして、大手ホームセンターで販売されている商品よりも高いというご指摘に関しましては、実技訓練時の安全面を最大限考慮した結果であることをご理解いただきたいと存じます。
 なお、「あとからの追加購入はできない」とのご指摘に関してですが、前述のとおり販売業者の指定の際に、追加購入の申入れ対応を必須条件としていますので、追加購入は可能です。
 次に、当校府職員の制服(グレー色の作業着)につきまして、当校における職業訓練指導員は、常勤職員に加え、専門的知識及び技術を有する非常勤職員も配属されていますが、非常勤職員は、大阪府職員被服貸与規程により大阪府職員専用制服の貸与の対象外とされています。
 このため、非常勤職員には名札は配付していますが、大阪府職員専用制服を貸与できませんので、非常勤職員は各自で調達した作業着を着用して訓練指導に従事していることをご理解願います。
 なお、大手企業専用の作業着を着用して訓練生に指導していた件につきましては、職務の執行に対する府民の疑惑や不信を招く恐れがあることから、別の作業着を着用した訓練指導に替えております。

(令和6年3月1日連絡)

所管課

商工労働部 東大阪高等職業技術専門校

カテゴリー

商工・労働

回答種別

回答したもの

受付日

2024年2月21日

公表日

2024年3月8日


ここまで本文です。