府民の声と府の考え方 公表(詳細)
件名 |
入札について |
府民の声 |
私は設計事務所の代表者です。大阪府住宅供給公社が発注している府営住宅の設計監理業務の指名入札に関して疑問を感じています。当社が業務を受託したく3年前に公社の登録申請書を購入し登録しましたが、全く指名されず、同業者に事情をきいたところ、公社は昔から指名入札については全て非公開で、どこが指名されて、落札したか落札金額もわからないとのこと。公共事業の業務委託なのに非公開なのはおかしいのではないかと疑問に感じて国交省に質問したところ、担当部署である不動産・建設経済局建設業課から「設計監理」を含む公共工事に関する調査等の入札及び契約に係る情報の公表については、「公共工事の品質確保の促進に関する法律」(平成17年法律第18号)第22条に基づく「発注関係事務の運用に関する指針」(令和2年1月30日)において、「入札及び契約に係る情報については、工事に準じて適切に公表すること」とされております。ただし、この規定は「地方公共団体」等が発注する業務についての規定であり、地方公社における公共工事に関する調査等の入札及び契約に係る情報の公表については、本規定の趣旨を踏まえ、各団体において適切に対応されるべきものと考えております。」との回答があり、また「公営住宅法第47条に基づき地方住宅供給公社が管理代行業務として実施した業務の法律効果は、地方公共団体に帰属しますが、管理代行業務は、地方公共団体からの委託契約に基づき地方住宅供給公社が実施するものです。管理代行として行われる「設計監理」についても、発注者は地方住宅供給公社となります。公共工事の品質確保の促進に関する法律は、発注主体が地方公共団体等である場合を対象としたものであるため、地方住宅供給公社が発注している「設計監理」については、同法の適用の対象とはなりません。地方住宅供給公社における公共工事に関する調査等の入札及び契約に係る情報の公表については、本規定の趣旨も踏まえ、各団体において適切に対応されるべきものと考えておりますが、ご指摘の問題意識については、公社に対して情報共有してまいります。との回答を6月初旬にいただきましたので、大阪府や公社が問題意識を持ち、情報の公開等があるであろうと1月ほど待ちましたが、一向に状況が変わらないです。本当にこの委託を非公開でいいのか知事にお聞きしたい! |
府の考え方 |
大阪府営住宅の外装吹替や屋上防水改修などの計画修繕業務については、公営住宅法の規定に基づき、大阪府から大阪府住宅供給公社(以下、府公社)へ業務委託し、府公社が設計・監理業務、及び、工事の発注を行っております。 当該業務発注のうち、設計・監理業務における指名競争入札情報の一部(予定価格や落札者・落札金額等)を、府公社が非公開としていることについては、法令上の定めはなく、発注者の自主性が認められていることから、府公社の規定に基づき適切に判断しているものと認識しております。 今回ご指摘の問題意識については、府と府公社で共有しており、今後、府としては、府営住宅の計画修繕業務の一層の公正性・透明性が確保できるよう、府公社に対応を促してまいります。 (2023年08月09日連絡) |
所管課 |
都市整備部 住宅建築局住宅経営室施設保全課 |
カテゴリー |
府政運営・市町村 |
回答種別 |
回答したもの |
受付日 |
2023年7月10日 |
公表日 |
2023年8月18日 |