府民の声と府の考え方 公表（詳細）
件名 |
リニア構想について |
府民の声 |
リニア中央新幹線建設促進期成同盟会副会長 大阪府知事 吉村 洋文殿 リニア中央新幹線建設促進期成同盟会パンフレット(令和4年10月改訂版)の内容につき質問及び提言いたします。なお本質問及び回答は公開を考えています。 質問1 「東京･名古屋間40分、東京･大阪間67分で結ぶ」と書いてありますが、本当ですか? 40分とか67分というのは地下40メートル品川駅、地下30メートル名古屋駅、地下40メートル新大阪駅間の所要時間です。利用にあたっては在来新幹線からリニア中央新幹線には乗り換え時間15分が2回計30分必要です。品川駅から名古屋駅は40分と30分で70分、新大阪駅新幹線は67分と30分で97分です。通常東京･大阪間の所要時間と言えば東京駅から新大阪駅と思います。すると東京･品川駅間6分を加えると 「東京･大阪間(97分と6分)103分で結ぶ」が正しい表現ではないでしょうか? 質問2 「交通政策審議会中央新幹線小委員会答申」とは何ですか?小委員会答申により大臣が中央新幹線整備計画決定をするのは法に基づいた考え方ですか? 中央新幹線整備計画の審議答申の権限は、「審議会等の整理合理化に関する基本的計画 平成11年4月27日閣議決定」、「交通政策審議会令」により、交通政策審議会陸上交通分科会にのみあり、下部機関の結論をもって審議会等の意思決定とすることは認められない、これが法に基づく考え方です。 以上の質問を確認され、必要があればパンフレットを修正してください。 |
府の考え方 |
質問１ 所要時間については、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構およびJR東海が国土交通大臣に提出（平成21年12月24日）した「中央新幹線（東京都・大阪市間）調査報告書」に基づき記載しております。 質問２ 整備計画については、全国新幹線鉄道整備法の規定に基づき、国土交通大臣が交通政策審議会に対して「中央新幹線の営業主体及び建設主体の指名並びに整備計画の決定」について諮問（平成22年2月24日）し、同審議会陸上交通分科会鉄道部会の下に設置された中央新幹線小委員会による検討を経て、国土交通大臣が決定（平成23年5月26日）しております。 本同盟会パンフレットについては定期的に改訂を行っており、今後も必要に応じて改定を検討してまいります。 (2023年08月09日連絡) |
所管課 |
都市整備部 交通戦略室鉄道推進課 |
カテゴリー |
都市計画・都市整備 |
回答種別 |
回答したもの |
受付日 |
2023年7月31日 |
公表日 |
2023年8月18日 |
