府民の声と府の考え方 公表(詳細)
件名 |
ヘルプマークについて |
府民の声 |
6月3日付けヘルプマークに関する大阪府の回答に疑義があり、再度大阪府の見解を求めたい。 第1点目、ヘルプマークを付けている方の声かけは、こちらから積極的に声かけをするのかどうかよく状況が個々により異なるので判断が難しい。その辺の正しい判断基準は? 第2点目ヘルプマークの位置が背中のリュックサックにストラップ形式でつけているので、前からはわかりにくい。前付けのヘルプマークや名札形式等のものも作成すべきである。 第3点目ヘルプマークの交付が口頭の申し込みで簡単に処理されていることで、行政が利用者を十分把握されているかどうかわかりにくい。行政がきっちり利用者の情報を把握するためには書面申請方式に改正し、行政が細かく指導。支援しやすくすべきである。 第4点目大阪府は平成29年よりヘルプマークを12万個以上配布していると自慢しているが、利用実態や利用者の意見がどれだけ反映された制度になっているか不透明である。利用実態をホームページ等で大阪府民に公表すべきである。 第5点目ヘルプマークの概要を読むと「本来は障がいのある方で援助や支援を必要としている方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることがヘルプマークである」としているが、今配布実態を見れば障がいがなくても支援や援助を求めている方にも申し出があれば同マークを配布しているなど制度の解釈を逸脱した取り扱いをしているのは問題である。したがって、第3点目で記載したように、書面申請方式に改正し、真に支援や援助を必要な方に配布できるように改正が必要である。また、ヘルプマークの法制化や正式制度化を大阪府で作るべきだ。 |
府の考え方 |
(1点目) 正しい判断基準というのはございません。判断が難しい場合もあるかと存じますが、困っている方がいらっしゃればお声をかけていただければ幸いです。 (2点目) ヘルプマークをつける位置については、ご本人様の判断にゆだねられています。新たな形式のものを作成する予定はございません。 (3点目) ヘルプマークは、それを見た方に支援を促すことを目的としており、ヘルプマークの交付を受けた方が行政の提供するサービス等の対象になるものではなく、行政の関与は限定的です。書面申請方式へ変更する予定はありません。 (4点目) ヘルプマークは、難病等外見からわかりにくく理解してもらえない障がい等がある方々が安心できるよう、統一したマークがほしいという当事者の声から始まりました。そうした趣旨に賛同される方の希望に応じてお渡ししております。 なお、利用者の意見の一部を啓発リーフレット等に掲載し、ホームページでも公表するとともに、当該「府民の声」システムを通じたご意見等についてもホームページでご覧頂けます。 (5点目) ヘルプマークは援助や配慮を必要としている方を対象としており、障がい者に限定されているものではございません。3点目同様、書面申請へ変更する予定はございません。 ヘルプマークはそれを見た方に支援を促すことを目的としており、そのための普及啓発に取り組んでおりますが、法制化等は検討しておりません。 (2022年06月09日連絡) |
所管課 |
福祉部 障がい福祉室障がい福祉企画課 |
カテゴリー |
福祉・子育て |
回答種別 |
回答したもの |
受付日 |
2022年6月6日 |
公表日 |
2022年6月17日 |