府民の声と府の考え方 公表(一覧)


府民の声と府の考え方 公表(詳細)


詳細情報

件名

久宝寺緑地東地区工事における安全対策について

府民の声

この度お手紙を差し上げましたのは、久宝寺緑地の東側で行われている工事についてです。私は日ごろから久宝寺緑地を散歩するのが日課で、その行き帰りに東側の空き地で行われている公園の整備工事のすすみ具合を毎日見ております。10月の日曜日の午後も、いつものように久宝寺緑地を散歩して、帰路につくのですが、午後3時前だったと思います、工事現場に数名立っているのを見ました。はじめは工事の関係者の方かと思ってたのですが、そのような様子でもなく、穴を覗き込んでいました。不審に思いましたので、写真を撮りました。同封しましたのでご覧ください。日曜日なので工事もお休みでしょう。私が思いましたのは、関係の方ではないとすれば、一般の方が工事現場に入り込んでいるのは、おかしいのではないか、穴に落ちて怪我でもされたら一体、管理責任はどうされるのかと心配になったのです。看板には、久宝寺緑地東地区2工区雨水貯留施設整備工事事務所と書いてあり、大阪府八尾土木事務所都市みどり課、施工者○○、とあります。大阪府が久宝寺緑地を広げる工事を行っていると思いますが、このようなずさんな工事現場の管理で、はたしてよろしいのでしょうか。仮に年配の方が自由に入って覗き込むことができる工事現場というのは、はなはだ安全面を軽視している工事といってもいいのではないかと思いました。入口もあけっぱなしでした。大阪府でこのような工事が行われていることに、とても残念でなりません。小さなことを気にするなと、笑われるかもしれませんが、ヒヤリハットとも言います。事故のない安全な工事を行っていただきたいと思うばかりです。工事関係者の方への事実の確認、再発防止、教育、指導を必ず行ってくださいますよう、お願いします。

府の考え方

 ご指摘いただいた箇所では、久宝寺緑地を拡張するため、雨水貯留施設を地下に埋設する工事と、掘削に伴う埋蔵文化財の発掘調査を実施しています。
 この工事や発掘調査の関係者に対してヒアリングを行い、当日の状況を調査しましたところ、日曜日のため工事は休止していましたが、文化財調査を担当していた本府教育庁文化財保護課の職員が、土器や古代の歴史を研究されている者を招き入れ、出土品の観察・検討を行っていたことが判明しました。また、この職員は、工事発注者の八尾土木事務所や受注者○○、本人が所属する文化財保護課に対しても、事前の承諾を得ていませんでした。
 さらに、送付していただいた写真のとおり、この職員が工事現場の出入口を施錠せずに解放していたことから、工事関係者以外の者が容易に入ってくることができる状態となっていました。
 工事発注者である八尾土木事務所としては、工事現場に工事関係者以外の者が入ることは、非常に危険な行為ですので、日頃から工事用フェンスの異常の確認や、出入り口部の戸締りを徹底しているところですが、今回いただいたご指摘にあわせて改めて、フェンスの確認及び特に夜間・休日における戸締りの徹底を施工業者に対して指示したところです。
 また、文化財の調査主体である文化財保護課としては、調査を担当する職員が今後同様の事態を起こさないよう、本件の顛末について課内周知を行うとともに、以下の諸点について課内研修を行うことにより、再発の防止に努めてまいります。
 ・工事関係者以外の者を工事現場に入れる際には、事前に文化財保護課、工事発注担当課・所の了承を得る。
 ・特に工事日以外では、出入り口のゲートを閉鎖する。
 ・工事現場ではヘルメットの着用等、安全対策を徹底する。

(連絡先不明のため、本欄を持って回答)

所管課

都市整備部 八尾土木事務所/教育庁 文化財保護課

カテゴリー

都市魅力・観光

回答種別

回答したもの

受付日

2021年11月10日

公表日

2021年12月10日


ここまで本文です。