府民の声と府の考え方 公表(詳細)
件名 |
外来生物について |
府民の声 |
ご担当者様 以前に同じ投稿をしましたが、返答がなかったため再送いたします。 ○○市に住んでいます。 子どもがいるので大泉緑地を良く利用していますが、メリケントキンソウの被害に困っています。メリケントキンソウは、芝生に紛れて自生していて一見わからないのですが、種子にトゲがあります。 毎年ゴールデンウィーク前後にトゲのある種ができるため、外で遊びたくなる時期に遊びに行くと、こけたり手をついた時にトゲが刺さりとても痛いです。小さい子はそれが原因で遊ぶのをやめてしまう事があります。トゲ自体は小さいですが、赤くはれて大人でも傷みが残ります。 ネットで調べたところ、自治体によっては駆除の対策をしているところもあるようですが、根本的な解決策が見つかっていないようです。メリケントキンソウは繁殖力が強くて、近くの公園では毎年生息範囲が広がっているように思います。 特にさくら広場周辺は広範囲に生息が広がっており、公園管理でも注意喚起の看板を立てるなど対策を取っているようですが、小さい子どもやペットには意味がなく、一部形だけの対策になっているにように思います。安心安全な広場であるはずの公園が危険を伴う場所になっているのは、本来のあるべき姿ではないように思います。 大阪は管理の行き届いた芝生のある公園が多く、運動の好きな子どもにとってはとても良い環境であると思います。ただ、このままメリケントキンソウを放置しておくと、せっかくの公園が利用されなくなったり、子どもにとって嫌な思い出のある場所になっていくのが残念でなりません。 できれば、知事や担当の方に実際にチクチクを体験してもらったり、公園を利用している子どもたちに意見を聞いてもらいたいです。 そういった協力なら喜んでさせていただきます。 大阪には大学の研究機関や各緑地に公園管理の専門家がいるので、何かしらの対策が考えられるのではないかと思っています。 もし、成功事例ができれば、同様の問題を抱えている自治体に先駆けて情報共有できるのではないでしょうか。コロナ禍で公園をはじめとした共有財産の重要性をみんな実感している時期だと思います。 一度ご検討いただけますと幸いです。 |
府の考え方 |
外来植物であるメリケントキンソウは、非常に繁殖力が強い冬草植物で、秋から春先にかけて発芽・成長し、4月から6月頃にトゲのある実をつけます。冬草であるため暑さには弱く、7月頃には全て枯死しますが、トゲのある期間は、地面に手をついたり裸足で歩いたりすることでトゲが刺さるなどの被害が発生します。 本公園においても、8年ほど前から野球場などのスポーツ施設の芝生地などで確認されており、これまでも公園管理事務所では、人などに害のない雑草処理剤の散布やバーナーによる焼却処理などの対策を行うとともに、花をつける前の3月初旬に地際まで低く刈り込むことで繁茂の抑制に努めてきましたが、ここ数年の間に再び繁茂するようになり、この事態を受け、メリケントキンソウによる被害と周辺への繁殖を抑制するために、昨年と今年はスポーツ施設内において繁茂しているところを集中的に人力による抜き取り除草を行いました。 また、ご意見をいただきました桜広場につきましても、改めて現地調査をしました結果、所々でメリケントキンソウの生育を確認しました。この時期のメリケントキンソウは発芽して間もない時期のため、今後の生育状況を経過観察しながら、繁茂状況を踏まえた上でより効果的な処理方法を検討のうえ、花をつける前の3月初旬までに対策してまいりますが、根絶するのは非常に難しい植物ですので、引き続き注視してまいります。 (2021年11月04日連絡) |
所管課 |
都市整備部 鳳土木事務所 |
カテゴリー |
環境・リサイクル |
回答種別 |
回答したもの |
受付日 |
2021年10月6日 |
公表日 |
2021年11月26日 |